全日本ジュニア2

全日本ジュニア、今日は18歳以下は3回戦、16歳以下はQFが行われました。

一方的な試合もありましたが、今日はナショナルの選手が苦戦、もしくは敗れるなどトップから中間層までの差は確実に狭まっている印象を受けました。少しくらいの実力差では暑さや疲れでひっくり返されてしまうのでシードダウンが出てくるのも同然だと思います。そういった面では夏の試合を勝ち上がるには体力、精神力が充実していなければ勝ち抜くことが出来ないと感じました。

大会のオフィシャルトレーナーをしている太田さんに話をお聞きしましたが、今年からルールが変わり「けいれん」でのメディカルタイムアウトが取れなくなったことで処置の仕方が大きく変わったそうです。今年からルールが変わったことは知っていましたが、言われるまでは気が付きませんでした。残念ながら数名けいれんでリタイアという試合もありましたが、ここ数年に比べるとけいれんや熱中症でダウンする選手が少なくなったように感じます。これは大会側が試合前にコンディションチェックシートを提出させ、選手に自分自身の体調管理に意識を持たせることで選手や指導者に暑さに対する警戒心が強くなり、水分補給を含めたコンディション管理の仕方などベストなパフォーマンスを出すための地道な活動が成果となって表れているのだと思います。

明日も暑い日が続きますが、しっかりとコンディションを整えて悔いのない戦いをして欲しいと思います。16歳以下はSF、18歳以下はQF。順調に勝ち上がっている選手、格上に勝ち勢いを感じる選手、苦しい試合をものにして何とか勝ち上がった選手、一日ごと戦いが進む中で色々と見えてくるものがあります。最終的に勝ち上がるのはどんな選手でしょうか。トーナメントにおいてはこのくらいのラウンドが最も面白いと言われているので明日が楽しみです。

コメント

  1. Lady JAJA さん : 2010.08.16

    こんにちは。
    13日に会場へ足を運んだところ
    谷澤コーチをお見かけいたしました。

    自分が観戦している試合でも足が攣ったのですが
    エンドチェンジの時でないとメディカルタイムアウトが
    取れないのでこの1ゲームを相手に与えるとエンドチェンジになり
    メディカルタイムを取れますが?…と聞かれていました。

    関西ジュニアにも見学に行っていたのですが
    あの時は、全日本ジュニアより更に過酷で暑い状態で…
    大阪都市の真ん中にある靭コートはヒートアイランド現象で
    更に灼熱状態で…コート横の観覧席で40度以上ありました。

    コート上は…さらに+10度くらいあったかもしれないですね。

    見ている方も熱中症になってしまう程で…。
    その中で3時間以上もテニスをし続けるジュニア達には…
    本当に脱帽な思いと…感動さえしてしまいました。

    大会運営側のスタッフ方々のサポート体制よく
    数時間後にはダブルスのダブルヘッダーでも大丈夫…といった
    選手も多かったようです。

    悔いの残らない全力の出し切れる試合を…みんなが出来たら
    それが一番なんですが…難しいと思うこともあります。

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