全日本選手権③

全日本選手権4日目、今日はダブルスの2Rでした。

研人・宏紀 46、67 杉田・佐藤
ファーストセットはキープが続く中、宏紀のサービスゲームでダブルフォルトが絡みブレイクされ落とします。セカンドセットになっても先にブレイクされ追いかける展開で4-5。もう後が無いところまで追い詰められますが、ピンチの場面になってリターンが冴え杉田のサービスゲームをブレイクして追い付きます。次のサーブも0-40から逆転でキープして6-5。一気に流れがこちらにきて続くゲームも先にリードしてセットポイントを握ります。挽回した勢いでここを取りたかったのですが取りきれずデュースが続きます。3~4回はセットポイントがありましたが決めきれずにチャンスを活かすことが出来ませんでした。タイブレークも3-3まではイーブンのスコアで進みましたが後半は再び相手に勢いが出てしまい4-7で敗れました。

やはり6-5の場面でセットを取り、良い流れでファイナルセットに持ち込みたいところでした。オーストラリアのフューチャーズからここまでずっとペアを組み続け、今出来るプレーで勝てる方法を試行錯誤しながら良いトライを続け集大成として向かえた試合でしたが、後一歩捕まえることが出来ませんでした。残念ではありますが少しずつ上達はしています。こういったチャレンジを続けていけばダブルスでも勝てる選手に成長していけると思います。

明日はいよいよシングルスの初戦です。相手は98年の全日本チャンピオン石井弥起選手。過去の対戦は2戦2勝ですが、宏紀にとってはシングルス初戦、緊張はするでしょう。それに対し優勝経験のある石井選手は何か策を持って戦いに挑んでくるでしょう。こちらが受身になってはいけません。明日はチャレンジャーの気持ちを持ち、若者らしい元気のあるプレーをお見せすることが出来ればと思います。


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