ITFジュニアイタリアGA⑥

昨日で1Rが終了し、会場は一気に選手が少なくなりました。練習コートも取りやすくなり、少しずつ快適に練習出来るようになってきました。今日の結果です。

シングルス2R

二宮 26、26 I・KREMEN(BLR・第14シード32位)

相手はビックショットはないものの堅実でフットワークが良く、ディフェンスから隙を見てのカウンターで攻めるクレーでお手本となるような選手でした。それでも二宮はしっかりとスピンをかけ、相手を下げたり、アングルを使うなど練習通りのプレーは随所に出て攻め込みます。問題はそこに辿り着くまでにどうしても一本先にミスをしてしまうことで、2-3までは互角な展開ながら徐々に離されてしまったのはそこに原因があります。いくらでもロングラリーが出来る粘り強さ、我慢がなければクレーでの戦いは勝ちにつながることは出来ません。しかし、私も今日の内容には手応えを感じていますし、二宮も南米遠征の時よりはクレーでのプレーが出来ていると納得をしていましたので次に期待が持てると思います。

ダブルス2R

加藤・小和瀬 61、62 NAUTA・ZHAO(USA・CAN)
初戦で良い勝ち方をした日本チームは今日も勢いがありました。序盤からやるべきことをしっかりとやり、隙のないゲーム運びが出来ました。セカンドも3-0から3-2と追い上げらた時はヒヤッとしましたが、自分たちから動いてポイントを取りに行くことで相手を引き離しました。終わってみれば圧勝でした。

尾崎・穂積 76、36、【10-7】 JAKSIC・SCHMIEDLOVA(SRB・SVK)
今日はこの2人がマッチタイブレークを取り、勝ちました。セカンドセットの悪い流れを断ち切り、Iフォーメーションを駆使して勝利を掴みました。タイブレークのような場面でフォーメーションがいかに有効かを成功体験を重ねるこで更に理解してくれることを期待しています。そして動けばリズムが出てリターンのポイントでも果敢にポーチに出て勝負を決めました。痺れるゲームでしたが、良く勝ちきりました。

今週のシングルスはこれで全て終了、明日はダブルスQFがあります。もう一度勝ってまた試合が出来るように頑張ります。


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