ITF甲府5万ドル

甲府国際オープン今日から本戦が始まりました。まずは結果から。

1R

尾崎里紗 36、46 T・タナスガーン

全日本ジュニアのチャンピオンが今大会の第一シード、タナスガーンに挑戦しました。序盤から良い打ち合いをし、予想以上の健闘を見せます。リード出来そうな場面もありましたが、そこは大ベテランのタナスガーン、スピードはありませんが、ボールを捉えるタイミングの速さとコースの正確で先手を取るプレーでキーになるゲームは押さえていきます。特にダウンザラインへのショットはラインギリギリに飛んでいきます。

それでも何とかゲームは壊さずに喰らい付いていきますが、今の里紗にはそれが精一杯でした。競り合うことは出来ても勝つことは出来ないという差を感じたと思います。それはキャリアの差であり、技術の差でもありますが、一番は「タナスガーン」という名前に負けてしまったという差だったと思います。セカンドは実際にチャンスは来たので、チャンスを掴みにいく姿勢があれば結果は変わっていた「かも」しれません。格上の選手との対戦ではこの「かも」を信じる以外頼るところはなく、普通にやってしまえば実力差が出てしまいます。

そういった意味では健闘は見せたとは言え、残念な試合になってしまいました。まだまだ色々なことを出来る可能性を持っていると思うので、相手が誰でも自分を出し切って終われることを目標に頑張って欲しいと思います。

明日は残りの1Rがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。全て必須項目となります。