ウィンブルドン5日目、今大会初めて雨が降りコートにはカバーがかけられました。センターコート以外は開始は遅れてのスタートでした。そして、本来は3回戦を放送するのが通常ですが、昨日の順延になった試合を放送になりました。
今日の担当マッチはフェレールvsバウティスタアグット。バウティスタアグットは高い打点から叩き込むようなフォアハンドとドロップショットやネットプレーを絡めた多彩な攻めでフェレールを追い込みました。
それでもバウティスタアグットが勝たせてもらえなかったのは(結果はフェレールの63、36、76、75)フェレールの負けないテニスにあったと思います。派手なショットは少なかったものの最後まで、特に勝負どころでのアンフォーストエラーは極端に少なかったことが勝因でしょう。
この試合が約3時間と長かったためにもう一試合は地元期待の女子選手、ロブソンが勝った試合を放送して終了になりました。14歳でウィンブルドンジュニアに優勝し、一躍スターになりましたが、シニア大会では思うように結果が出せず苦しんでいたように感じました。しかし、今大会は1回戦でキリレンコに勝ち、期待に応える活躍で今マレーと共に注目を浴びています。初の3回戦進出でますますロブソンに対する期待は高まっていくでしょう。
さあ、明日はいよいよ伊達選手vsセリーナウィリアムズの試合があります。女王セリーナに対し、伊達選手が得意の芝のコートでどんなプレーをするか楽しみです。そしてもちろん、男子の錦織vsセッピの試合もあり、日本からも大きな注目が集まる一日になりそうです。
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