車いすテニスを始めて16年目に入るのか?
当時からずっと利用させていただいている「Tennis Training Center」
私が選手として活動を始めるきっかけを作っていただいたのは「神戸さん」という東京のプレーヤーでした。
当時はロンドン金メダリストの「国枝慎吾」選手も中学生で私と同じ神戸さんのいるグループレッスンを受けていました。
一週間一度のグループレッスンに通う、ということで満足していた私に「大会出ようよ」声を掛けてきたのが神戸さん。
大会ってレベルじゃないしいいっすよ、なんて軽くかわしたつもりでしたが、いいからいいから、と連れて行かれたような状態で初めての遠征なるものデビューでした。
大会で見るものは全て新鮮で「車いすの人って全国にこんなにいるんだ」と言うのが当時の率直な感想でした。
わけのわからぬままの大会参加でしたが、体育優良生徒として表彰されたスポーツ大好き少年だった私のスポーツマン魂に火が付くのは遅くはありませんでした。
それから大会で勝つために練習~などと意識が変わっていき、国枝選手の急激な成長、齋田選手の登場、藤本選手の追撃とTTCでのトップ集団を目の当たりにした自分もポテンシャルを引き出すために努力が始まりました。惜しいのは年齢的に遅かったことかな・・・・
プレーヤーである今の自分があるのもぶれないでやってこれたということも、自分の環境があればこそ、向上したいなら環境を自分で整えることも大事、そして何より「ぶれない」自分でいることでしょうか。
先日、長年に渡り賛助会に入っていただいてありがとうございます、というご配慮でTTC側から桐の箱に入った記念のシルバーのネームプレートをいただきました。
私のやってきたぶれないひとつの証として大切に持っていたいと思います。
「ありがとうございます」
近況練習「ボレー&ストローク」
15年続けていると多少打てるようになってきます・・・