錦織圭オランダ決勝進出ならず ワウリンカに敗れる

2月16日 オランダのロッテルダムで行われているATP500 ABN AMRO World テニス・トーナメント。

準決勝が行われ、第1シードの錦織圭（日清食品）は元世界3位、スイスの
S・ワウリンカ に2-6､6-4､4-6のフルセットで敗れ、残念ながら今シーズン2度目の決勝進出はならなかった。

第1セットは2度サーブを落とし0-4の展開。そこから2ゲーム連取するものの、2-6で失った。しかし、第2セットは錦織が4-0とリード、6-4で取り返す。
ファイナル・セット、共にサービスキープが続き、第10ゲーム、錦織サーブで30-40とマッチポイントをにぎられる。ワウリンカは勝負をかけ、フォアに回り込みリターン・エース。接戦にけりをつけた。
錦織の次戦は、2月25日から開催のドバイ テニス選手権（UAE）の予定だ。

錦織圭
準決勝 惜敗

＜＜準決勝＞＞
●1]錦織圭 2-6 6-4 4-6 ◎ワウリンカ

試合はファイナル・セットに縺れる。

2-3、錦織のサーブ、ネットにつくがボレーをネットで30-40とピンチ。
デュースに持ち込みキープ、3-3。

4-4、ワウリンカはフォアのダウン・ザ・ラインをオンラインに決め5-4とキープ。

4-5、錦織のサーブ、30-30、19回のラリー、ワウリンカのフォアがインになり、マッチポイントを握られる。

錦織のセカンド・サーブ、ワウリンカはするすると動き、フォアに回り込み、リターン・エースを決めた。

ファイナル・セットに入り両者の持ち味を生かした競り合いが続いたが、ワウリンカがワン・チャンスに勝負をかけた決着を付けた。

惜しかった錦織圭だ。

錦織圭らしいプレーで観客を魅了する

記事:塚越亘/塚越景子 写真by ABN AMRO World Tennis Tournament