「木下グループジャパンオープン2026」(東京・有明コロシアム/ATP500)は、10月4日、大会5日目を迎え、男子シングルス準々決勝の4試合および男子ダブルス準決勝1試合が行われた。

男子シングルス準々決勝では、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦。第1セットを7-6(3)で先取、第2セットも2-1とリードした場面で、シャポバロフが臀部の故障により無念のリタイヤを選択し、アルカラスがベスト4進出を決めた。

第2セット、シャポバロフが臀部の故障のためリタイヤし、アルカラスはベスト4進出 写真:鯉沼宣之


その他の準々決勝では、予選勝ち上がりのハウメ・ムナル(スペイン)がキリアン・ジャケ(フランス)を6-4、6-2のストレートで破り8強を突破。

予選からベスト4へ進出したムナル 写真:鯉沼宣之

イジ・レヘツカ(チェコ)はアドルフォ・ダニエル・バジェホ(パラグアイ)を6-1、6-1の圧勝で下し、第8シードのバランタン・バシェロ(モナコ)は2024年王者で予選勝ち上がりのアーサー・フィス(フランス)との激闘を7-5、4-6、6-4で制して、それぞれベスト4へと駒を進めた。

男子ダブルス準決勝では、主催者推薦(ワイルドカード)で快進撃を続けてきたリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)/上杉海斗(江崎グリコ)組が登場。第2シードのテオ・アリバジェ/アルバノ・オリベッティ(フランス)組と決勝進出をかけて激突した。

第1セットを4-6で落としたヒジカタ/上杉組だったが、第2セットは上杉の鋭いネットプレーとヒジカタの力強いストロークで6-4と奪い返し、勝負は10ポイントマッチのマッチタイブレークへもつれ込む。

マッチタイブレークでは2本のマッチポイントを握ったが、僅差で敗退となったヒジカタ(左)、上杉 写真:鯉沼宣之

一進一退の大激戦となったファイナルセット、ヒジカタ/上杉組は土壇場で2本のマッチポイントを握る絶好のチャンスを迎えるも、最後は10-12で悔しい逆転負け。急遽結成のペアによる快進撃はここでストップしたものの、会場からは温かい拍手が送られた。

試合会場のショーコートは満員となり、観客たちは惜しみない声援を送った 写真:鯉沼宣之


■シングルス準々決勝■
○ C・アルカラス (スペイン) [1] 7-6(3) 2-1 ret. ● D・シャポバロフ (カナダ)
○ J・ムナル (スペイン) [Q] 6-4 6-2 ● K・ジャケ (フランス) [SE]
○ J・レヘツカ (チェコ) 6-1 6-1 ● A.D・バジェホ (パラグアイ) [Q]
○ V・バシェロ (モナコ) [8] 7-5 4-6 6-4 ● A・フィス (フランス) [Q]

■ダブルス準決勝■
○ T・アリバジェ / A・オリベッティ (フランス) [2] 4-6 6-4 12-10 ● R・ヒジカタ / 上杉海斗 (オーストラリア/江崎グリコ) [WC]

10/5(月)のオーダー・オブ・プレー

大会公式サイト

取材:保坂明美 写真:鯉沼宣之