全国選抜ジュニア

現在行われている全国選抜ジュニア(吉田記念研修センター)に行ってきました。
この大会だけは、自分自身が26年前に出場していただけに思い入れのある大会の一つで、現役を10年前に引退してから毎年見に行っております。
30年もこの大会にご尽力されている吉田理事長には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
この大会をきっかけに国際舞台に飛び出していった選手も多く、とても重要な大会となっています。
初日の19日に、少しずつではありますが、ほとんどの試合を見せていただきました。
本当に驚かされてしまうほど、この2、3年選手達のレベルが上がってきてるように思われます。
実際、14,16歳以下での世界大会で好成績をあげていることと直結しているのでしょう。(昨年は16歳以下男子優勝)
特にそう感じられるのはストローク力(リターン力)が非常に高く、12歳以下に関して言うと、
左右に動かされてもコントロール良く返球できていることや、カウンターの威力、制度が高いように感じられました。
きっとかなりの練習量の裏付けがきっとあるのでしょう。
攻撃に関しては、タイミングやテンポUPに関してはまだまだの印象ですが、高い打点での精度、威力はこの年齢においては十分すぎるほどのショットを持っていました。
ストローク力に関しては本当に驚かされることばかりでした。
これにゲーム性、ネットプレイ、サーブ力がついてきたら楽しみですね。
14歳以下に関しては上記に上げた部分がレベルUPしていることと、スピード、体力がプラスされている印象でした。
ただ、気になる点をあげるとしたら全体的にストローク力でポイントが左右されることが多く、その日の体調、精神状態に左右されて単調な内容になりやすいのでなないかと感じました。
その反面、目に付く選手はスライス、ドロップショット、スイングボレー(ボレーカット)などを効果的に活用できておりました。
結果として、相手のミスもそこから起こっている印象があり、そのことを試合中に感じて、それを効果的に使える能力が(ゲームセンス)高い選手が16,18歳以下で勝ち残っていけるのではと思います。
いかに、練習と試合をリンクさせていくことが大切なのではないでしょうか?

今日21日(土曜日)は山形県の酒田市でクリニックをしますが、あいにくの雨でどうなることやら・・・・・?
12,14歳以下の試合を見ていると本当に楽しいですね。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。全て必須項目となります。