スリランカは出発からトラブル発生。。。
成田空港でチェックインを済まし搭乗ゲートへ。
トラブルはそこで起きました。。。
「車いすの搭乗者一人ではこの飛行機に乗せることはできません」
ありえない一言がきました。
さんざん話し合いをしましたが覆らず。。。ラウンジで待機
国際大会に参加すること、選手として国内外の大会に参加していること
すべて話して2時間後の次便への搭乗許可をもらえました。
が。。。さらに出発後の滑走路上で機体にトラブル。。。
香港での乗り継ぎができないとのことで、一番早く現地につけるのが
別会社ののダイレクト便とのことでチケットを変更してもらえました。
ですが翌日木曜の出発、試合前々日の夜にホテルに入るはずが
試合当日の午前0時30にホテルに到着し、1時には寝ましたが
大会送迎の時間が6:30ということで5時起き。
練習もほとんどできないままぶっつけでの初日シングルス2試合。
1回戦は勝ちましたが午後からの2回戦で地元選手に約3時間
戦いましたが3rdセットで力尽きました。
30度を超える気温に湿気、かなり体力を削られました。。。
ダブルスはチリのロビンソン・メンデスと組んで優勝となりましたが
欲しかったシングルスのポイントは取ることができませんでした。。
今回起こった航空会社のトラブル、帰国後も担当者の方と
お話しましたが、車いすを使用していてアスリートとして一人でも
海外を転戦していること。
機内での移動にはアイルチェア(機内用車いす)のサポートが
必要ですがあとは自分ですべてできること、いろいろとお話ししました。
担当者の方からも今後このようなことがないように上司へ
報告していただけるということ。約束していただけました。
航空会社さんの意向、利用する車いすユーザーの気持ち。
お互いに歩みよって話すいい機会だったと思いたいです^^
月曜の夜に自宅に一時帰り、洗濯や荷物の詰め替えをして
火曜の便でダラスーマイアミ経由で水曜朝ブラジルのベロホリゾンテ
空港に到着しました。
気持ち切りかえて明日のシングルス初戦、がんばります!!
コメント
初めまして、プロテニスプレーヤーの藤原里華と申します。移動のトラブルはつきものですよね!私はよくキーッと腹立ててしまうような事がよくありますが冷静に対処されてて見習わないとと思いました。
話し合って理解し合うって大切な事ですね。
車イスプレーヤーの方が1人で遠征されてるのは今日初めて知りました。ただでさえストレスの多い移動を車イスで1人でなさっているのかと思いただただ頭が下がりました。それと共に自分ももう少し余裕を持ってトラブルなどにも対処しないとな、と思いました。同じテニス選手としてトラブルを乗り越え上を目指して頑張りましょう!応援します!
ちなみにスリランカは一度行った事がありますが、甘い紅茶はお飲みになりましたか??