TPPO 観戦

こんばんは。
TPPOのシングルス決勝は、ラドワンスカがズボナレバをストレートで下し、優勝したのはみなさんもご存じだと思います。
昨日の準決勝は、TPPO事務局様のご厚意でジュニア選手を招待して頂き、自分もジュニア選手とともに観戦してきました。

ズボナレバが、0-4ダウンから7-6,6-0でクビトバを下した試合後のポストインタビューものぞかせてもらいました。その中で最初0-4,1-4,1-5という出だしの悪さを質問されたのに対し、ズボナレバは、クビトバがそれまでの勝ち上がりの中で対戦した選手とタイプが違うこと、左利きのサーブに対応するのに前半苦労したこと(確かに1-5から挽回するときからアドサイドのリターンのポジションをベースライン近くにし、打つ時は中に入ってサーブの角度を奪っていた)。 風が強く自分のリズムが、なかなかつかめなかった事をあげていました。

このリズムをつかめたつかめなかったで、スコアーがはっきり分かれた試合に対し、2試合目のラドワンスカ対アザレンカの試合は、お互いの攻防でロングラリーの連続で見ごたえがありました。
確かに決定的なウィナーがとれないから、相手を崩すのにボール数が必要だとも言えますが、男子のようにお互いの能力が上がり、オーバーパワー(スピードや力でねじ伏せる)できる機会が少なくなると、やはりスマートさつまりゲーム性の高さと精度が、大事なポイントとなると思います。女子が単調なテニスが多いといわれる中、ラドワンスカとアザレンカの試合は見ている観客を魅了したのは、間違いないと思います。ズボナレバも最近テニスのラリー数が増えてフィジカルバトルする機会が多くなっているのも、ポストインタビューで認めていました。

あらゆるトップスポーツが人間の能力のボーダーに近づいてきてる昨今、それを突き詰めた後のその次に来るゴールをもう模索していかなくて、5-10年後にトップアスリートを輩出していくのは難しくなる時代が来るのではないかと感じながら有明にいました。

今回ジュニア選手のトーナメント観戦やトップ選手との記念撮影など素晴らしいチャンスを頂きました事を、あらためましてTPPOの事務局様に感謝いたします。
次は楽天オープンですね。

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