テニス中心の生活

このご時世ですが選手を目指すならばテニス中心の生活に。
わかってはいるけれどどうすればよいの?

色々難しいよ・・・

そんなことないです。
肝心なのは本人の気持ち。

テニス中心の生活とはどのくらいのことなのか・・・

1日の中でどのくらいの時間をテニスに割り当てるのか・・・

答えは・・・
できる限り!!
です。

ジュニアは昼間学校へ行っている子がほとんどだと思います。
学校の授業の時間は授業に割り当てられます。
しかし、休み時間などは全てではないにしろ多少テニスに時間を割り当てることができると思います。
なにもラケットを持つことだけがテニスではありません。

ちょっとストレッチしたり、筋トレしたり・・・あんまりやりすぎる必要はありませんが・・・
それがテニスのため、という意識があればOKです。

休み時間に体を動かして遊ぶこともテニスにつながります。
階段を上り下りするときにふくらはぎを意識してみたり・・・

勉強以外にも学校は有意義な場所ですよ。

でもこの時間の本業は学業ですからそれを疎かにしてはいけません。

でもほんの少し考え方をテニスに向けるとかなり色々できることがわかると思います。

というような実用的な事が一つ。

他に・・・

これは僕の時代では考えられなかったことですし、今のご時世仕方がないのかな、とも思いますが・・・
携帯電話です。
小学生でもかなりの確率で一人一台持っているくらい普及しています。
高校生は90%以上持っているみたいです。

その携帯電話の本来の使い方はもちろん電話をすることです。
電車などでテニスクラブに通うときに何かあったら、という保護者の思いからきっと持っているのだと思います。
携帯電話としての価値は非常に高いですし、犯罪などから身を守ることができる確率が上がることも事実ですからそれを持つことには何の問題もありません。

しかし・・・
今はメールが携帯電話の主な使用目的になっているケースが非常に多いような気がします。
これが非常に厄介です。
もともとはビジネスシーンでの利便性の向上目的で生まれたものじゃなかったですかね???

定かではないですが・・・

ともかくメールという通信手段によって迅速なやりとりができることを個人にも応用。
パソコンを使ってしかできなかったものを持ち歩きできるように・・・

これによっていつでもメールが気軽にできる時代です。
今の子供たちは大人よりもメールに関しては長けているのではないでしょうか・・・

意味のわからない日本語もたくさん生まれていますし。

一般の高校生や中学生がメールを誰としようといっこうにかまいませんが、テニスをしている選手にはかなり不必要なものです。
人と接することでその人の表情から何を考えているか、何を求めているか、何を言ったら喜ぶか、嫌われるか・・・

人としての大切なコミュニケーション能力を養う機会を少なくしています。
テニス選手は相手の心理を読むことを常に考えます。
どこで練習しましょう・・・???

メールでしか言えないようなことは言うべきではありませんし、とにかく夜遅くまでメールが続く・・・
というような状況にも陥っている選手もいるかもしれません。

テニス選手にとっては睡眠も立派な練習の一つです。
体を作るためには食べることと寝ることがとても大切だからです。

今はメールで手軽に日本全国、世界中の人と連絡が取れます。
この状況は便利であることは確かです。
しかし、それによって少なからず悪影響があることも事実です。
特に携帯電話世代ではそれが顕著に表れているような気がします。

メールをすることが悪いわけではありません。
節度ある範囲でなら別にかまわないと思っていますが・・・

僕が少し古い考え方なのかもしれませんが、ジュニアにとってメールという通信手段は必要ない、と思っています。
むしろテニスの邪魔になる、とも思っています。
これは、非常に残念なことだと思います。
便利なはずのメールが・・・それを上手く活用することができなければ意味がないですよね。

今のジュニア選手をとりまく状況に憂いを感じる部分もあります。
その一つがこういった時代の発展による利便性の高い道具に当たり前のように触れることができることです。

科学が進歩すると人類が退化するような気がしてしまいます。

それでも、いつの時代も変わらないことだってあるはずです!!

気合い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

コメント

  1. kiza_su さん : 2008.05.10

     そうですよね!  目を見て話しましょう!
     メールを打つとき文章を考えてしまうので、時間がかかるんですよ。長く人生を生きてくると、いかに人間関係をうまくするか考えてしまうんですよ。
     この方はあまり親しくないのでご挨拶から、こちらは用件だけ、気難しい方だからちょっと謙らないと・・・、など顔を見ていないので難しいですね。それに手紙と同じで後々まで残りますからね。
     余談:(もう若気のいたりは通用しませんから、大人には誰でも赤面するような過去があるんですよ。消しゴムで消せないし)

     会話をするのって大切ですよね。
     幼児や障害児の仕事をしているので、「相手の目を見て話す。」ことがいかに大事かがよく分かります。
     便利なツールを手放すことは出来ないでしょう、私でも必要不可欠ですから。
     でもコミュニケーション力を養わないといけませんね。

     

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