これは僕が個人的に思うことですが、テニスと他の何かの両立についてです。
ここでは一番多いと思われる学業との両立・・・
最近一般的に頭の良い学校に行くジュニアが多いような気がして・・・
さらには学校のテストで勉強が必要だから練習休む、受験するから練習休む、塾に行く・・・
それぞれの家庭での問題もあるでしょうから強制するつもりは全くありませんし、それもありだとは思います。
ただ、その状況で両方がトップを目指せるか、というと・・・
僕は無理だと思っています。
僕が考えてほしいのは将来何を子供にさせたいのか・・・
おそらく自分の意志よりも両親の意志の方が強いと思いますので。
良い大学に入る、良い就職先を・・・と考えているなら勉強が特別必要なわけではありません。
どうしても医者や弁護士といった特殊な知識が必要になる職業に就かせたい、と思っているならば今すぐにテニスではなく勉強に精を出すべきだと思います。
例えば世間の中学3年生は高校受験を控え塾や夏期講習などとにかく勉強に時間を使いますよね。
大学受験を控えた高校生も同じだと思います。
この時期はその時期を越えた人達がたくさんいるでしょうからイメージしやすいかと・・・
その時間をテニスに費やしているのはおかしいでしょうか・・・
普通に塾などで勉強している時間以上にテニスに時間を費やしているはずですし、自ら選んでテニスをしているはずです。
こういうことを言っていいのかわかりませんが、テニスでも良い大学、就職に就けます。
ただし、一般に受験するのと一緒で努力と結果が必要です。
なので良い大学に行くために高校受験なんて・・・
僕がなぜこうも勉強に否定的かというと・・・
いわゆる受験やテストなどで休むことが非常にもったいない、と思うからです。
卒業が危ないから今回は勉強します。ならしょうがないですが・・・
ジュニアの時期には毎日上達するチャンスがあるわけですし、その可能性が非常に高いということもあります。
本気でプロにはなりたいと思ってないのかな、と思ってしまうこともあります。
テニスに本気なら勉強は適度に・・・
と言いたいところです。勉強に本気なら別ですが・・・
これは極論かもしれませんが、勉強は年齢を選びません、いつでもできますし、いつまでもできます。
テニスでプロを目指すなら限られた時間しかない、ということです。
僕は・・・
大学は亜細亜大学、高校は千葉の渋谷幕張高校でした。
学校を選んだ理由はテニス、です。
それだけです。 一切他の理由はありませんでした。
中学は公立の中学校でしたが、その頃はプロになりたい、と本気で思っていましたので学校以外の時間はテニスに使いたい、と思っていました。
なので学校の成績で親に「勉強しなさい」と言われないように授業を必死で聞いていました。
学校のテストで授業で習っていないことはほとんど出ないはずです。逆に言えば授業だけ必死に受けていればそんなに悪い点数は取らない、と思っています。
なので幸いにも親から「勉強しなさい」と言われませんでした。
テニスのためです。
必死に授業受けるのもテニスのため、だと思えば苦ではありませんでした。
正直勉強は嫌いですよ(笑)
それだけテニスに賭けてきたつもりでしたがまだ足りなかったんでしょうね・・・
プロにはなれませんでした・・・
テニス選手が全員そういうわけではないと思いますし、勉強は人生に必要ですから勉強が大事でないわけではありません。
最低限の常識や、知識等は知っていなければいけませんし、それはプロになるなら必要なことだと思っています。
ただ、専門的な知識や難解な数式を解く方法は知らなくてもいいのではないかと思っています。
テニスに限らずプロスポーツ選手は知識でお金をもらうのではなく、プレーでお金をもらうわけですから。
話は矛盾してしまいますが、人間的に成長してほしいという目的の勉強とスポーツの両立には賛成です。
別にプロになることができなくてもスポーツを通して成長します。
そういう目的ならば素晴らしいと思います。
ただし、そこには結果は求めるべきではありません、両立させることができた、という事実が成長させます。
両立のための努力や苦労がそれを支えたのです。
その過程での結果は求めません。がむしゃらな姿でいいのですから。
今は僕が学校に行っていた時と時代が違うから難しいよ、と言われます。
でもそれを理由にしてほしくない、と思っています。
難しい問題だとは思いますが・・・
気合い!!!!!!!!!!!!!!!!
コメント
私の周りにいるジュニア達は試験休みでテニスの練習を休みますが、ESSCに通う子達は試験中でもテニスの練習は休まないって私は思っていましたが、試験中にテニスの練習をする子のほうが少ないのですか?
残念ながら試験中に休まない選手の方が少ないのが現状です。
なんとかならないかな、といつも思っているのですが・・・