帰国しました。

僕にとっても初めてのグランドスラムを終えて無事に帰国しました。

色々と勉強できました。

でも一番強く感じたのは・・・
悔しいですね。

本戦まで自力で行けなかった、予選敗退者という立場ではやはり会場での過ごし方や動きにものすごい制限を受けます。
練習コートを取ることさえ簡単ではありません。
プロの方は同じではないかもしれませんが。

トレーニングをする場所も制限され、通路も制限され、レストランも制限され。
久々に悔しいし、正直惨めだな、と。
語弊があるかもしれませんが・・・

ジュニアでのグランドスラム出場は決してゴールでは無いし、プロになってこの場所に戻ることができる選手の方が少ないかもしれません。
ジュニアの時にグランドスラムに出場していなくてもプロとして出場する選手もいるでしょう。
誰でも挑める舞台でないことは重々承知していますが・・・

それはそれでやっぱり悔しい気持ちの方が強いです。
コーチとしてもこれだけ悔しいのですから、選手はもっと悔しい気持ちでこれから頑張っていくことでしょう。

僕がジュニアの時はグランドスラムは夢の舞台でテレビで観るものだ、と思ってました。
目標として口には出していたような気がしますが、本気で思ってはいなかったと思います。
どうすればいいのか、どうやって行くのかなんて今ほど理解していませんし。
僕なんかより強い、凄い選手達が頑張っても行けない場所なんだ、と。

それが今や、日本人選手達の活躍によって今のジュニアは夢ではなく現実の目標として認識できるようになりました。
今回は皆1回戦を突破したので、グランドスラムは出るものじゃなく、勝つものだ、なんて思うことだってできるようになっています。
ものすごいことですよね。

そこに至るまでは大変なんです。でも・・・
そこの舞台にたどり着いた日本人選手がこんなに活躍している・・・

僕が個人的に今回思ったのは、コーチとして生きている以上今の選手達を超えることを目指さないといけないな、こんなに活躍してくれている選手達よりも活躍する選手が出てこないといけないんじゃないか、ということです。
今は目指せ錦織選手かもしれませんが、僕の中では超えろ錦織選手でなければいけないというか・・・

なかなかうまく言葉にできませんね。すいません。

とにかく、初めてのグランドスラムで正直もう少し会場の雰囲気を楽しめるかな、と思っていたのですが全く逆だったというわけです。
観光気分で凄い選手に歓声を上げることはできませんでした。
日本人選手達の試合も応援していましたが、純粋に観客にはなれなかったです。

せっかくのグランドスラムなんだから1日でも長く会場にいたい、でなくすぐ帰って練習しなきゃ、という思いの方が強かったです。

こんな経験もグランドスラムだから思えたのかもしれませんが・・・

また頑張ります!!!!

最後に、ナショナルコーチの岩本さんには今回色々助けていただき大変お世話になりました。
この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
また9日後からよろしくお願いします(笑)

日本人選手達もお疲れ様でした。素晴らしい試合でした。まだ勝っている選手はベストを尽くして頑張ってください!!

僕も負けないように・・・

気合い!!!!!!!!!


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