デ杯の裏で???<大学フューチャーズの意義>

本日筑波フューチャーズ大会が終了しました。

表舞台ではデビスカップ日本代表が、3連覇を狙うチェコ代表と激戦を繰り広げております。当然の事ながら凄まじい程のプレッシャーと戦い、本気で勝ちに向かっている日本代表に敬意を表したいと思います。

さて、裏舞台では、『大学フューチャーズシリーズ』の最終週である、筑波大学フューチャーズが行われておりました。

私のシングルスは、アレルギー反応がピークだったため非常に体調的にも悪く、無念の途中リタイアという決断をしました。

しかしながら、ダブルスでは片山選手とのペアで優勝しました。

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本日表彰台に乗った全日本人選手は、皆、大学卒の選手です。
『まずは』このような光景を目指して始まったのが、この『大学フューチャーズシリーズ』ではないでしょうか?その先にはもちろん『グランドスラム』があります。

『大学に進学しては選手としての出発が遅い』

という声ももちろん理解できますが、こういった事が起こる様になったという事は、大学生のうちから戦うチャンスを貰い続け、世界の登竜門に触れ続けた結果だと感じます。

大学と言うある意味『ドメスティックな世界』を飛び出して、フューチャーズという世界の登竜門を開けて(もちろん、その先にはもっと過酷な世界があるのですが)、このような機会を提供し続けてくれている『大学テニス界』に本当に感謝しています。

このポイントをどのように使うかは本人次第ですが、この先にもっと大きな舞台で挑戦し良い結果を出して、大学卒の選手の選択肢がもっと“柔軟”に、もっと多くなる様に、努力し続けたいと思います。そして、将来はデ杯の一員として戦う事が出来るよう頑張ります。