少し前になりますが、以前テニスマガジン編集部にお邪魔した時の原稿が発売されています。「格上に勝つ」というタイトルで私の他にも神和住さんや福井さん、貴男、杉山愛ちゃんがそれぞれの経験を下に理論を述べています。
これまでの技術解説と違い、お話をいただいた時は難しいテーマだなと感じましたが、何とか自分の考えをまとめてみました。特に最初の相手の良いところを出させないという項はシングルス、ダブルスにおいて必要ではないかと思います。負けた時に「今日は自分のプレーが出来ませんでした」というコメントは良く聞きますが、実際自分のプレーが出来て勝てる時など年間で数試合でしょう。特に格上と対戦する時は格下の選手が対策を十分に練っていかないといけません。後はゲームの流れを読んだり、相手の変化に気付く用心深さという意味での「勝負勘」が勝負を分けることが多いので、実際にコートの中で様々な状況に対応していくことも必要です。全ての人にあてはまるかどうかは分かりませんが、参考にしてもらえればと思います。
それからこちらは技術解説ですが、次回のスマッシュではウィンブルドンで活躍した選手のショットを解説したものが掲載される予定です。こういった連続写真は解説の良し悪しは別として非常に参考になりますし、私のジュニアの時には連続写真を見て、この選手のテークバックの位置はどうなっているとか、膝の曲がり具合はこうなっているなど、良くまねをしたものです。写真の精度が上がり、より細かい部分まで解析されるようになっていますので、レベルアップには是非活用して欲しいと思います。
明日も山梨で頑張ります。
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コメント
ハードスケジュール、本当にお疲れ様です。
『格上に勝つ』、発売早々にじっくり読ませて頂きました。
子供も真剣に読んでいましたが、感想は教えてくれません・・
>相手の変化に気付く用心深さという意味での「勝負勘」
これは本当に身につけるのが難しいと思います。
(ある意味、天性もありますか?)
勝ったり負けたり、試合経験を積み重ねて少しずつでも
勝負勘を鍛え、成長してくれたら・・と願っています。
次回スマッシュの連続写真も楽しみにしています。
ちなみに上の子は他人のフォームのコピー名人です(^^)v
最後になりましたが、須玉ではお世話になり
有難うございました。
ミーティングでのお話、今後に活かしていきたいと思います。
ひよっこの親さん
コメントありがとうございます。
センスや勘は天性のものですが足りない部分は経験と
努力で補って欲しいと思います。
須玉でも随分暴れてしまいましたが、みんなの身になって
くれればいくらでも憎まれ役をしていきたいと思っています。