評価するということ

今日は朝は晴れ。予定通りにスタートしましたが、昼頃にスコールのような雨が降り一時中断。約1時間ほどですくに再開出来ましたが、今日も遅くまで試合が行われました。

今日は12歳以下の決勝。
男子 山崎 64、60 山佐
女子 鈴木 67、61、61 佐渡

男子の山崎くんは全国選抜、全国小学生、全日本ジュニアの3冠を達成。大人顔負けの落ち着いた戦い振りが印象的で、これまで勝ち抜いてきた自信がプレーに表れていました。女子も鈴木さんが全国選抜に続いて2冠となりました。

今日でナショナルの視察3日目。楽しくもありますがコーチとしては複雑な気分にもなります。去年までは選手を連れて戦いに来る場所でした。ここに来るとこれまでの戦いの記憶が蘇ってきます。私にとってはこの会場は勝負をしに来る場なのです。同じコーチ仲間が選手と共に戦っている姿を見ると少し羨ましく見えてしまう時もあります。

しかし、今は選手を評価する立場になっていることが本当に複雑です。パッと見て選手を批判したり、短所を指摘することは簡単なことです。私が見て気付くようなことは、毎日のように選手と接しているホームコーチももちろん気付いているでしょう。そしてその課題を克服するために多くの時間を使い、努力をしてきたはずです。その苦労やプロセスを分からないまま他人を評価することは恐ろしいことだと思います。そういう意味では自分の仕事に責任の大きさを感じますし、軽々しい行動や発言は出来ないなと改めて思いました。

会場にいる多くの方は私がどのような役割でここにいるかを理解している人も少ないでしょう。しかし、完璧とは言えませんが、協会(ナショナル)としても少しでも選手の役に立てるよう予算を使い、コーチを派遣しているという事実を参加している皆さんに知っていただければと思います。

明日からはいよいよ18歳以下も始まります。インターハイで力を出し切れなかった選手がリベンジを見せるか、それともインターハイの勢いを大阪にも持ち込むか。楽しみな戦いが見られそうです。


コメント

  1. しい さん : 2009.08.11

    お久ぶりです!
    今日うつぼ公園で谷澤さんをお見かけしました。
    声をかけようとホールの入れ口付近でいたのですが、声をかけれませんでした。
    明日と明後日も見に行きますので、機会があればよろしくお願いします。

    返信

  2. 谷澤 さん : 2009.08.12

    しいさん
    コメントありがとうございます。
    見かけたら声かけてくださいね!

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。全て必須項目となります。