スーパージュニア視察４日目。今日も日本人選手が活躍しました。
どれもピックアップしたい勝利ばかりでしたが、今日最大の金星は男子の第１シード、ベルタにインターハイチャンピオンの遠藤豪選手が勝ちました。ベルタはサーブ、ストローク共にパワーとスピードで押してくる選手ですが、ドゥー（Endo→do＝ドゥー）は柔らかいタッチとカウンター、スライスを巧みに使った大人のテニスで相手を追い詰め、世界ランク２位の選手に勝ち切りました。
今日はシングルスのベスト８、ダブルスのベスト４が決まりましたが、男子シングルスに内山、江原、遠藤の３名、ダブルスに江原・内山、大城・弘岡ペアが残り、女子はシングルスに大前、牟田口、井上、石津の４名にダブルスが加藤・辻、伊藤・布目ペアが勝ち残りました。全ての種目で半数残っています。ここまでバランス良く勝ち残っているのは珍しいことだと思います。
敗れてしまった選手も皆それぞれに素晴らしい戦いでした。特に女子の理沙（尾崎）は第１シードのムラデノビッチ相手に互角以上の戦いを演じ、ファーストセットはタイブレークで６－４セットポイントを握るところまで迫りました。最後は相手の迫力に押され後１本を取ることが出来ず逆転されてしまいましたが、今日の接戦の中で掴んだ自信と課題を持って来週からの遠征に生かしてくれると思います。
明日はシングルスQF、ダブルスSFが行われます。明日も応援をしたいところでしたが、私は喜多選手と一緒に一足早くタイへ向かいます。明日は今日以上に厳しい戦いになると思いますが、ここまで来たら日本人同士の決勝が出来るようにみんな頑張って欲しいです。
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