優しいボール、厳しいボール

宏紀は明後日から今年の初試合、日本リーグがビーンズドームで行われ、恵美は週末には全豪ジュニアがスタートします。見に行くことが出来ないので結果を待つだけですが、ドキドキする週末になりそうです。

私は明日まで山梨でのレッスン。今日は主に小学生の低年齢のクラスを担当しました。上手い選手とのレッスンも面白いですが、小さい子たちとの練習は反応はダイレクトに伝わってくるのでこちらも楽しいです。

序盤は球出し中心の練習でしたが、低年齢の選手にボール出しをする時は受け手に「優しい」ボールを送ること。良いリズムで打ちやすいところにボールを送れば、ジュニアもリズム良く動くことが出来ます。同じところにボールが来れば打点が定まるのでフォームも安定します。細かいアドバイスをするよりも正確なボールを送った方が上達につながる場合もあります。今日はまさにそんな感じでした。良いところにボールを送ることに集中し、無言の中にも良い緊張感があった練習になったと思います。

そして後半には逆に「厳しい」ボールを送って選手を動かすドリル。矛盾しているかもしれませんが、フォームが固まったところで、ギリギリのところにボールを送って動きや反応を高め、どれくらい崩れるかをチェックします。最初は見送ることが多かったですが、どんどん送られてくるボールに喰らい付き、最後は手が出るようになりました。みんなの必死な姿を見ていると微笑ましくて笑ってしまいそうになりますが、あまりにも真剣なので、雰囲気を崩さないように何とかもちこたえています。

こういった真剣な練習を毎日積み重ねることで良い選手になるための土台作りをしっかりとしてもらえればと思います。彼らがどう成長するか、2年~3年後が楽しみです。

コメント

  1. aries さん : 2010.01.22

    基本練習でフォームを固めつつ、その後に厳しいボールをフォームを崩さず打てるかチェックを兼ねた練習…

    頂きます(^^)v

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