準々決勝進出

宏紀の2回戦ですが、今日も勝つことが出来ました。予選上がりで、昨日第一シードの添田選手に勝ったフランスの選手に対して63、1-0としたところで相手がリタイヤし、チャレンジャー初ベスト8進出です。

昨日は100%チャレンジャーな気持ちで臨むことが出来ましたが、今日はお互いにランキングも近く予選上がりということで、宏紀自身も「勝ちたい」という気持ちがどこかにあったと思います。
序盤から硬く、ファーストサーブの確率が低いのでキープが出来ませんでした。ただ、ブレイクは出来るので最初の6ゲームまではお互いにブレイク合戦になりました。
ラリーになっても主導権は取っていながら仕掛けが遅く、テンポアップが出来ませんでした。。ここが今日の反省材料です。トップに行くには対戦相手や状況ではなくいつも質の高いプレーをしなくてはと思います。やっとキープ出来たのは3-3からで、そこからはサーブが入りだし、エースも連発しました。攻めのバリエーションも多くなって少し安心して見られるようになるとファーストを63で取ります。

ここで相手はトレーナーを呼び、嫌な間が出来てしまいます。インジュリータイムやトイレットブレイクを戦術的に取る選手が最近では多いので嫌な間が出来てしまうのが心配でしたが、案の定、セカンドの最初のゲームで0-40とブレイクポイントを迎えます。
もし、ここでブレイクされていたらきっと相手はプレーを続けていたと思います。そうでなくても絶対に落としたくないサービスゲームだったので、ここから挽回しこのゲームを取れたことは本当に大きく、相手も諦めるきっかけになったと思います。

相手の怪我はそれほど痛そうには見えませんでしたが、彼は予選から合わせて4試合を戦ってますし、慣れない人工芝のコートでのプレーで足に負担がかかっていたのだと思います。
リタイア勝ちというしっくりこない勝ちでしたが、内容的には押してましたし、自信を持って次のラウンドに進みたいと思います。

明日は試合がなく、明後日は鈴木貴男選手です。次はまた思い切り出来る相手なので自分の実力がどこまで通用するか楽しみです。


コメント

  1. 海保 さん : 2009.03.12

     2回戦も勝利おめでとうございます。相手のリタイアとはいえ、それは自分がコートに立ったからこそ得た勝利であり、プロという世界はそもそもそういうものだということを守屋君も学ぶ良い機会だったと思います。
     次は鈴木選手ですね。彼は全豪本戦でフェデラーと対戦したような人です。そんな選手にこの年齢で自らの実力もって挑戦権を得たのは千載一遇のチャンスだと思います。私も谷澤さんや石井さんなどの姿を通じて多くを学んでいます。それと同じように守屋君にも是非鈴木との対戦を通じてワールドツアーのクラスを心と体に教え込んで欲しいと思います。 

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  2. 谷澤 さん : 2009.03.12

    海保さん
    本当におっしゃる通りだと思います。
    宏紀には明日、ワールドクラスのテニスを
    肌で感じて欲しいです。

    返信

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