レキシントン初戦

レキシントン5万ドル1回戦が終わりました。結果です。

Misaki DOI (JPN) (4) 63、60  Ahsha ROLLE (USA) 
ファースト2-2までは互角のペース。美咲ちゃんは良いプレーをしますが、相手も出足から全開で質の高いショットでどんどん攻めてきます。さすがに元二桁の選手。どのショットも印象に残るボールを打ちます。先にブレークされ2-3となった時にはこのゲームの流れが決まってしまうかと思いましたが、相手もそう感じたのでしょうか、大きなゲームを取った後だからこそ起こるエアポケットのように次のゲーム突然気が抜けたミスをしてブレイクされ3-3とすると、ここから美咲ちゃんの集中力がグッと増しフォアハンドが面白いように決まります。ショットは凄いが、動きは良くない相手を右に左に動かしゲームを支配します。リードしてからもチャンスを棒に振り気落ちした相手に付き合ってペースを落とすことなく、常に攻撃的なプレーで一気にゲームを決めました。最近の好調振りを表すかのような素晴らしいプレーでした。

Yurika SEMA (JPN) (7) 62、26、26   Tetiana LUZHANSKA (UKR)
手首の怪我から復帰の第一戦、残念ながら黒星スタートになってしまいました。スタートは良く、欲しい時にポイントが取れました。瀬間ちゃんが良かったというよりも完全に相手がリズムを崩し、一人相撲をしてくれました。思いがけずもらったファーストセット、これを生かすにはストレートで勝つしかありませんでしたが、セカンドからは相手もペースを変えこちらのリズムを崩しにかかってきます。序盤、中盤でゲームポイントから挽回されてゲームを落とすなど、取りたいところでポイントを奪えず徐々に相手を流れになりセカンドを落とすと、ファイナルも最初のゲームでブレークされ0-3。途中2-4から3-4にするチャンスを掴み追い上げますが後一歩及びませんでした…。しかし、今取り組んでいることを懸命にやろうとした結果の負けなのでマイナスに考えることは何もありません。練習の時よりも良いプレーをしたことで本番に強いという印象を持ちましたし、復帰初戦の戦いとしてはまずまずだったと思います。何より、この戦いの場に戻ってこれたことを喜び、復帰に向けサポートしてくれた方々に感謝しなければなりません。試合数をこなし、試合勘が戻ってくればもっと良いプレーが出来てくるでしょう。明日からまた出直しです。

結果はそれぞれですが、今回の遠征は結果に一喜一憂せず、USオープンに向け自分を高める期間としてきっちり練習&トレーニングをするという約束で来ている遠征です。合宿から引き続いてこちらに来ていることで、その意識、取り組みは非常に高いモチベーションがあります。明日は試合がないので、充実した練習をしたいと思います。

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