予報通りの雨のため、早稲田大のインドアコートで行われた今日の試合。シングルスと昨日キャンセルになったダブルス2試合を消化する長い一日でした。
シングルスQF 宏紀 63、57、63 片山翔選手
ダブルスQF 宏紀・竹内 46、62、(10-7) 渡辺・小野田組
ダブルスSF 46、46 岩見・近藤組
シングルスはミスが多い立ち上がりから調子を上げていきファーストアップすると、セカンドはサービスでポイントを取ることが出来、5-2。ここまでは完璧なゲーム運びでした。相手がキープし5-3。そして宏紀のサービングフォーザマッチ。キープして63で締めるお膳立ては完全に出来ていましたが、ここから歯車が狂ってしまいました。突然ストロークが乱れ、ミスが出てしまいました。後が無くなった相手の粘り&開き直りのボールが深くなったことで攻めきれなくなったことが始まりでしたが、宏紀自身ゲームを早く終わらせたいという焦りがミスとなり、修正が効かなくなってしまいました。タイブレークに追い付くポイントもありましたが、結局5ゲームを連取されてしまいセカンドを落とします。
気持ちの切り替えが出来なければファイナルセットもまずいことになると思う反面、今の宏紀ならどうにかするだろうという気持ちが半分。予想が出来ないファイナルセットでしたが、宏紀はしっかりと気持ちを切り替えることが出来、良いスタートが出来ました。上手くポイントが取れていなかったラリーでチェンジオブペースを使い工夫をみせました。それだけでは最後までもたない作戦ではあったと思いますが、一時的に流れを引き寄せるためには有効な手段でした。ワンブレイクして3-0とリードすると一時はブレークバックされ3-2となりますがまたブレークで5-2。相手がキープしてセカンドセットと同じシュチュエーションで5-3。同じ過ちは繰り返さないことを祈るだけでしたが、セカンドとは違い主導権がこちらにあり、焦ることなく落ち着いて取りきることが出来ました。
順調にパズル埋めて行き最後1ピースまでいきますが、はめそこね一度はぐしゃぐしゃに崩してしまいますが、再び自分をプッシュしてもう一度完成するまで頑張った・・・。そんな試合でした。これまでだったら崩してしまった時点でウダウダになってしまうところを良く立て直したと思います。
ダブルスも渡辺・小野田の学生ペア。輝史(渡辺)と宏紀は小学生時代からライバルであり、SSCで共に練習したパートナーです。ファーストは少し宏紀が輝史を意識した部分があり、強引に行き過ぎたことが裏目に出てダウンします。しかし、セカンドセットからは先にブレークの展開を作ることが出来て、シングルスに続く良い切り替えが出来ました。最後はマッチタイブレークで勝利。サービスキープがしっかりと出来たことがセカンドから逆転出来た原因だと思います。
そして15分の休憩の後、SF。先週1Rで敗れた第1シードです。ファースト中盤までは緊張感のあるキープキープの展開。前回とは違い少し期待を持たせる内容でしたが、3-3のノーアドを落としブレークされるとそのまま4-6。惜しい展開だっただけにセカンドがっくりきたのか2ブレークをされいきなり0-4。万事休す、ベーグルもちらつきましたがここから頑張りを見せワンブレークを返し後一歩というところまで追い上げました。それにしても今日は岩見・近藤ペアのサービスの出来が良すぎました。こちらはかなりサービスでポイントを持っていかれました。負けてはしまいましたが、竹内・守屋ペアとしての形は出来上がりつつあります。全日本でもペアを組みますので、この善戦を自信にして勝ち上がって欲しいと思います。
さあ、明日は大一番、先週のチャンピオンでアジアを代表する選手、ダナイ・ウドムチョクとの対戦です。宏紀自身この対戦を楽しみにしていましたので、思い切ってプレーしてもらいたいです。
コメント
昨日今日と寒い中お疲れ様でした!!
明日はアジアトップレベルの選手の一人、ウドムチョク選手との試合ですが勝ち切って来週の全日本への自信へと繋げて欲しいですね(^^)
カードがカードなだけに明日会場で応援出来ない事が残念で仕方ありませんが頑張ってください(>_
お疲れ様です。
水曜木曜と応援に行かせて頂きました。
今日は、セカンド5-2から、何だか風向きがあやしくなりましたが、
ファイナルは、気合いの入ったプレイが続き、安心しました。
今日は、楽しみにしていた対戦ですね。
守屋選手が「やりたかったんだ~」と目を輝かせて話してらしたのが聞こえました。
その気持ちを存分に発揮し、勝ってくださいね!!
応援に行けないけど、祈ってます。
海外在住です。守屋君を追っています。毎回詳細な報告を楽しみにしています。読んでいて技術よりも心の持ちようが課題なようですね。持って生まれた性格ですから難しいことですが、少しずつ変わって欲しいと思っています。
一つ、やたらと英語の発音(カタカナ)を使用されていますが、日本語はご存じないのですか?外で見ていると今の日本人のやたらなカタカナ文は不思議というよりかなり恥ずかしいものです。