学生F④

学生F、寒さの中でのSF。結果はファイナルの末、敗れました。

宏紀 63、26、16 ダナイ・ウドムチョク
ファーストセットは立ち上がりでブレークされるものの、すぐにブレークバックして3-3ではお互いに「どんなテニスをしてくるのだろう」という感じで様子を伺っていたので、どちらかというとミス待ちの展開の中、宏紀が先にブレークして5-3。最後のゲームもブレークポイントはありましたが何とか凌いでファーストセットを取りました。

後1セット。これを取ることがどれほど難しいか今日は特に感じました。セカンドに入ると様子を伺っていたウドムチョクが本領を発揮して宏紀のボールに全て対応してきます。宏紀よりもテンポを上げ深いボールで押し込んでくるので、攻め手が見つからずに何をして良いか分からない状態になってしまいました。攻めているつもりのラリーでもいつのまにかカウンターを打たれ、形勢が逆転されています。ポイントが取れる時は本当に攻め切れた時だけなので、どうしても無理な攻撃になり確率が下がってしまいました。とにかくここまでゲームを支えてきたサービスゲームをキープ出来なくなったことでゲームを組み立てられなくなってしまいました。
今日はウドムチョク選手から1セットを取ったことを褒めるべきか、勝てなかったことを悔やむべきか正直判断に迷います。宏紀自身はどう感じているかはわかりませんが、やはり今は悔しいです。同じようなプレースタイルなので、一度上回ってしまうとどうしようもない部分が出てしまいました。そんな時ほど気持ちでカバーしてもらいたかったですが、その部分ではまだ物足りなさを感じます。そういった意味ではそれほど大きくはない体格で世界と戦ってきたウドムチョクの技術&メンタルは学べることは多かったでしょう。

残念ながら今週はこれで終了です。次は有明での全日本選手権。少し休養を取り気持ちを入れ直して臨みたいと思います。


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