県ジュニア

今週は水曜からまた山梨へ向かいます。すでに始まっていますが、山梨県ジュニアを応援するためです。

県ジュニアはジュニア選手にとっての最大のイベント、全日本ジュニアへの予選の予選です。県ジュニアを勝ち上がれば関東大会があり、関東大会で勝ち上がれば全日本ジュニアに出場できます。実は去年、山梨からは全日本ジュニアに1名しか出場することが出来ませんでした。関東の壁が破れないのが現状です。

今、山梨のジュニアに求められているのはこの「壁」を破ることです。石井アカデミーの選手には話をしたのは「壁」を作っているのは自分自身だということです。「山梨は強くないから」、「大きなクラブじゃないから」、「相手がシードだから」など色々な理由を探して自ら壁を作ってしまいます。
勝負において一番楽なのは相手が本気で勝ちに来ていない時です。

SSCに勤めていた時は相手がどこの県でも、どのクラブでも良いプレーをする選手、勝ちにくる選手は脅威に感じました。そこに壁はありません。強くなる選手はみんなその壁を破ってステップアップしていきます。コートに立っている以上、勝負に絶対はありません。自信を持ってプレーして、今年は1人でも多くの選手に壁を破って欲しいです。

全国では今、各地で県大会が始まっていると思います。山梨のジュニアだけでなく、全日本ジュニアを目指すジュニアに言えることなので、限界を作らず、実力を出し切ったプレーをしてください。全国の先にはアジア、そして世界が待っています。

宏紀の方は明日から早稲田フューチャーズ。明日はシングルスはなく、リビックの先輩、竹内研人選手と組んで、仁木選手、奥選手と対戦します。全員10代~20代前半の若手選手です。こういった選手の中から早くベテラン勢をやっつけて世代交代に名乗りを上げてくれる選手が出てくれることを望みます。


コメント

  1. 俺流!テニス論 さん : 2009.03.23

    「壁」を作らない・・・これが難しい!

    「谷澤英彦 公式ブログ – Stage Coach -::県ジュニア」という投稿記事が公開されました。言わずと知れた!?谷澤英彦氏のブログです。昨年、ウィ…

    返信

  2. ne5 さん : 2009.03.23

    各地のジュニアを育てていくのは次の世代にとって とても大切なことだと思います。早い段階での意識付けによってジュニアの目線も上を向きますよね。目に見えないこうしたコーチの努力が大きく将来を左右すると思います。
    さて、今日の守屋君のダブルスですが、良いところは多く負けてしまったのは残念です。ボレーで自信ある積極的な動きが見られてきたこと、簡単なミスが減って相手にプッレシャーをかけるラリーもあり、環境が変わって戸惑うより吸収している方が多いと感じますね。敗因については守屋君が良く分かっているでしょう。今はやっぱり試合経験が必要かなって思います。
    明日のシングルスは宮崎さんとですね。とても楽しみです。

    返信

  3. 谷澤 さん : 2009.03.23

    ne5さん
    コメントありがとうございます。
    「意識付け」本当に必要です。コーチングでは
    この部分の指導が最も大切だと思います。
    それから今日も観戦していただいたようですね。
    宏紀は吸収する力を持ってる選手だと思うので
    これからもっと伸びてくれると思います。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。全て必須項目となります。