石井ＴＡクリスマスイベント

宏紀と綿貫裕介選手を招いて行われた石井ＴＡのクリスマスイベントは大いに盛り上がりました。

共に２０歳の２人は最初から最後までフル回転。まずは朝一でジュニアのクリニック。プロとラリー出来た時間は貴重な体験となったことでしょう。綿貫選手はお父さんがテニスコーチということもあり、小さい頃からレッスンの手伝いをするなど生徒さんに対するアドバイスも慣れたもの。ジュニアにとっては非常に良いアドバイスをもらいました。

そして・・・一般の部では「守屋フィーバー再び（笑）」という感じで女性陣のテンションは最初からＭＡＸ状態でした。今回はプロやコーチ陣がキャンプテンとなりチーム戦。ペアを組んでのプレーや対戦相手として一緒にプレーしてお互いに勝利を目指しました。

午後からはエキジビションマッチ。強風のためインドアに移動することになりましたが、最初は守屋・綿貫ペアにコーチ３人が挑む変則マッチ。数で上回るコーチチームでしたが、やはりプロのボールを打ち返すのは至難の技。あっという間に劣勢になります。そこで見かねた石井プロが更に助っ人に入り４人対２人の対戦！やや盛り返しましたが、結局はプロの圧勝に終わりました。

第２試合は守屋・綿貫ペアｖｓ石井・谷澤ペア。序盤はスピードについていけずに一方的な展開になり、盛り下がって終わってしまいそうでしたが石井プロの頑張りで何とか接戦に持ち込みます。それでも最後は浮いたボールをきっちり決められ、ジエンドでした。サーブもリターンも本気で打たれると手が出ません。

第３試合は今年からアカデミーに加わった石井プロの甥っ子。村松勇紀がプロ２人に挑戦。ポイント形式で２ポイント交代でのマッチ。勇紀は臆することなくプロに挑み、ネットを取り、ドロップショットを決めるなど一番の健闘を見せました。もちろんこれが１セット、３セットと長くなればなるほどプロとの差が広がっていくでしょうが、会心のプレーをすれば通用するものがあると手応えを感じたと思います。

そしてここからがメインイベントの宏紀ｖｓ綿貫。テンポ良くつながるラリー、サービスエース、ネットへの展開。凡ミスがほとんどないハイレベルな戦いにお客さんも息を呑む試合となりました。エキジビションとは思えないライバル同士の熱い戦いは先にマッチポイントを握られた宏紀が逆転で勝利。今はシーズンオフでトレーニング中心の時期なので体も重く、動かない中だったと思いますが最後まで素晴らしいプレーをしてくれました。最初は守屋ファン一辺倒だった会場も最後は綿貫プロに対する声援も増えました。こうやって実際にプレーを見てもらいファンになってもらうことは選手にとっても嬉しいことでしょう。

精力的に動いてもらったプロ２人はもちろんですが、裏方として働いてくださった多くの皆様のおかげて楽しいイベントにすることが出来ました。改めて感謝致します。山梨のテニスを盛り上げ、日頃お世話になっている皆さんに少しでも恩返しが出来ればと始まったスペシャルイベントも回を重ねるごとに輪が大きくなっている気がします。今日の最年少の参加者は４歳です。この輪がもっともっと広がって更に良いクラブとして成長出来るようスタッフ一同これからも頑張りたいと思いますので、これからも末永く石井ＴＡをよろしくお願いします。

他にもkamonabeさんに撮っていただいた写真や記事は綿貫選手のブログ、kamonabeさんのブログにて載っていますので、是非ご覧ください。