甲府フューチャーズ＆スーパージュニアキャンプ

甲府フューチャーズの１R、宏紀は４６、３６で同じリビック所属の先輩、小ノ澤選手に敗れました。ダブルスもスペシャリストの佐藤博康選手に組んでもらったのですが、３６、６３、［６－１０］でタイとアメリカのペアに敗れ、早くも全日程が終了してしまいました。

今日の宏紀はテンポが遅く、本来のテニスとは程遠い内容でした。もちろん、宏紀に自由にテニスをさせなかった小ノ澤選手の粘り強さも評価すべきですが、もう少し何か出来たと思います。全てが中途半端で思い切りがありませんでした。最近はやはり、積極性が薄れ精神的にも守りに入ってしまっているような気がします。ルーキーらしく思い切りの良いテニスをすれば良いのですが、結果を出している分、負けられないという気持ちが大きくなっているようです。今は一番思い切ってやれる時期ですから、失敗しても「あのテニスならトップ１００にも勝てるテニスだ」と可能性を感じるようなプレーをして欲しいです。
次は２週間後のインドのフューチャーズに出場します。

フューチャーズの会場から５分ほどの石井アカデミーではスーパージュニアキャンプが行われています。アカデミー生、スクール生はもちろん、千葉や長野といった県外からの参加者もいます。今日は宏紀の試合が重なってしまったので記念撮影だけでしたが、宏紀にも参加してもらい、最後にキャンプ生に向けて激励のスピーチをしてもらいました。試合で負けた後でしたが、腐ることなく前向きなメッセージを伝えてくれたことは感謝すると同時に、プロ意識が芽生えつつあるのを感じました。

キャンプ１日目の締めはミーティング。石井プロからは「目標を持つことの大切さ」
私からは「覚悟」という言葉を伝えました。
・厳しい練習に耐え抜く「覚悟」
・練習したことを練習の中でやり抜く「覚悟」
・一つのことに打ち込む「覚悟」
「覚悟」＝勇気、やる気という言葉に置き換えられると思いますが、「覚悟」という言葉はもっと重いです。明日からも辛いこと苦しいことがあると思いますが、「覚悟」を持って臨んで欲しいです。