ITFジュニアベルギーG1③

今日のcharleroiは昨日より暖かく、過ごしやすい一日でした。これが毎日もう少し続いて欲しいです。

では本日の試合の結果です。

シングルス2R

穂積 36、26 Z・RAZAFIMAHATRATRA(MAD)

加藤 63、26、16 L・HERRING(USA)

小和瀬 62、64 C・ZHAO(CAN)

ダブルス2R

加藤・小和瀬 61、62 DE SUTTER・LEMMENS(BEL)

穂積は今日も勝ってSEの権利にリーチをかけたかったのですが叶いませんでした。出だしは良く、高いボールを効果的に使い、序盤は3-1リードと気合も入った非常に良い戦い振りでしたが、ここからラリーのテンポが速くなると相手にリズムが出てネットに出られる展開が多くなってしまいました。相手は穂積のスピンでキックするボールにてこずっていたので、途中からでも気付き、ペースを落とすことが出来ればまだまだチャンスはあっただけに残念でした。この悔しさをフレンチの予選にぶつけて欲しいと思います。

加藤はファーストセットは素晴らしいプレーで相手を圧倒して取りますがセカンドセットに入り0-1のサービスゲームでキープのポイントが有りながら落とすと急にリズムがおかしくなりショットを思うようにコントロール出来なくなってしまいました。それでも再三キープのポイントがありながらキープに苦しんだことはクレーでの1本の恐さを思い知る試合になってしまいました。

小和瀬は先週の敗戦から学び、今日は最初から粘り強くプレーすることと、色々なボールを混ぜたラリーをすることを自分自身に誓ってコートに立ったので目的があり、非常に意思のある試合になりました。セカンド3-1までは完璧な展開。6-1くらいになりそうな流れでしたが、4-1となるポイントが取れず3-2となると少し焦りからかミスが出て一瞬不安定になりかけ3-2→3-4。一気にピンチになりますが、ここで再び喝を入れ、今日のやり通すと決めた課題をやりきって再逆転しました。コートの中で素早く動ける選手なので、フィジカル面での優位さを活かし、ラリー数を増やして相手を揺さぶる戦い方は効果があります。プレー内容もこれまでとは違う展開で、この遠征シングルス初勝利としては良い1勝になりました。

ダブルスは完勝でした。相手の集中力の無さ、プレーの荒さに助けられましたが先週決勝に進んだ自信もあり、隙の無い戦いが出来ました。

いよいよフレンチが迫ってきた感じがします。そう思うだけで良い緊張感とモチベーションが出てきます。試合がある選手も無い選手もそれに向け、目の前の試合、練習にしっかりと向き合って欲しいと思います。

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