フレンチオープンジュニア④

いよいよ本戦が始まりました。
お客さんも多く、最初はみんな緊張していたようです。

シングルス1R

二宮 36、26 O.JABEUR(TUN)

小和瀬 26、36 S.KOVALETS(UKR)

加藤 61、62 V.BOSIO(ARG)

二宮は序盤相手のタイミングの早いラリーについていくことが出来ずに後手に回る展開だったので、ストロークでのウィナーやドロップショットでかき回されてしまいリズムが掴めずに1-5までリードされてしまいます。
しかし、そこからは先に攻めることで相手からミスを引き出せるようになり3-5。そこでも何度か4-5にするポイントが有りながら3-6と惜しい展開まで持ち込みました。セカンドに入ってもペースは二宮にあり2-0サービスで40-15とリードを広げるチャンスを掴みますが、そこから相手のストロークウィナー2本で追いつかれると一気に相手は元気を取り戻してしまいました。

小和瀬も同じような展開で、序盤は我慢しきれず単調になりファーストを落としますが、セカンドからはスライスを混ぜ、相手を前後に揺さぶり3-1リードと引き離すチャンスがありまし
たが、ここから作戦を変更してきた相手に対応することが出来ず、リズムが狂ってしまいました。

加藤は相手のミスがあまりにも多く無理せず、ラリーをすればポイントが取れるので、特に見せ場の無い試合で終わりました。こちらにとっては嬉しい誤算の完勝に加藤も拍子抜けしたと思います。シード選手で南米では勝っていた選手らしいですが今回はイタリアからあまり調子が上がっていなかったので、そういったことも今日の試合に影響していたのでしょう。

二宮、小和瀬は敗れましたが、最後までファイトしました。技術的な課題は色々とありますが今持てる力を出すとこは出来たと思っています。

明日は尾崎のシングルスと、日本チーム同士が当たってしまったダブルスの穂積、シャリポバ対尾崎、二宮の対戦があります。


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