フレンチオープンジュニア⑤

今日も一日良い天気でした。その分コートも乾燥して、他のクレーよりもサーフェスは速く感じます。

では本日の結果です。

シングルス1R

尾崎 62.67.16 C.PELLA(ARG)

セカンド6-5、相手サーブで0-40
というトリプルマッチポイントから逆転負けを喫してしまいました。

ファーストは相手を前後左右に
揺さぶり、フットワークの良くない相手のミスを誘う展開が作れていました。相手もなかり精神的に混乱しておりセカンドの立ち上がりを上手く凌げばこのまま行けそうな予感はありました。

しかし、1-0とリードした場面
から4ゲーム連取され1-4とされたことがこの試合の流れを変えました。少し丁寧にいきすぎてしまい、相手を揺さぶる展開(特に前後)をしなくなってしまったことで相手が止まって打つ回数が増えたことが原因だと思います。

それでも何とか持ち直し、3-5から5-5、5-5からは7ポイント連取して一気にトリプルマッチポイントまでいきましたが後1本が遠かったです。開く直った相手のショットが伸びてくるのでどうしても尾崎のボールが甘くなり叩かれ、それまでとは全く違う流れの試合になってしまいました。タイブレークも大きくリードされ、調子に乗った相手にファイナルは手のつけられない状態になってしまいました。

実際相手のボールは深さ、重さ、クロスへの角度があり、まともに打ち合ってしまえばこのスコアになることは十分にあり得ます。逆にセカンド途中までは尾崎が良く凌ぎ、相手をはめていたと思います。そして相手を上手くはめていたが故にマッチポイントでも相手のミスを期待したプレーになったことが悔やまれます。

ただ、誰でもこういった失敗を繰り返しながら成長していくものなので、ここで負けたこと以上の学びをしてまた一回り大きくなって欲しいです。

ダブルス1R

尾崎・二宮 76.61 穂積・SHARIPOVA(UZB)

ファーストは手の内を知っているもの同士の対戦なので、相手がしてくることの裏をかこうとし過ぎてしまい良いプレーがあまり出ない展開で進み、一度は穂積ペアのセットポイントがありましたが取りきれずタイブレークとなります。この辺りから少しずつ尾崎・二宮ペアが積極的に動いたことで流れを掴みました。セカンドはやる気の失ったSHARIPOVAのミスが
増え一方的な展開になってしまいました。

明日は加藤のシングルスが1st、加藤・小和瀬のダブルス1Rが3rd、尾崎・二宮のダブルス2Rが5thに入ります。


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