日曜日

日曜はトーナメントの最終日。残念ながらジャパンオープンジュニアの井上雅選手も、甲府フューチャーズの杉田選手も準優勝でした。選手は日曜日にプレーすることを目指して努力をしているので、今日敗れてしまった2人も本当にGood Jobだったと思います。

トーナメントが終盤になり週末が近づいてくると、お客さんは増え、フューチャーズレベルであればそれまでいなかったラインズマンやボールボーイが付くなど、会場は華やかになっていきますが、その反面1Rの時は座る場所を確保しなければいけなかったプレイヤーズラウンジやロッカールームもがらんとします。少し寂しい気もしますが、決勝に進んだ選手だけが感じることの出来る特別な空間です。

唯一困るのは練習相手を探すこと。ほとんどの選手は次の大会に向け移動をしているので、打つ相手がいません。コーチがいたり、ヒッティングパートナーがいる選手は良いですが、1人でツアーを回っている選手は大変です。最悪のケースは決勝で戦う2人で朝のウォーミングアップをすることもあります。
私もジュニアの時ですが、全国大会の決勝の朝、誰も打ち合う相手がいないので、仕方なく決勝の相手、健太郎(増田)と練習をしたのを覚えています。田園コロシアムのセンターコートでした。その時はもう毎日のように健太郎とは練習していて、お互い手の内も何もかも知りつくしているので、今更隠すことはないという開き直った感じでした。もちろんジュニアでしたし、それが当時出来る最大限のことだったと思います。

その大会は今、スポンサーがトヨタに変わり、年齢も18歳以下から16歳以下に変わり、会場も名古屋になりました。次の私の仕事はそのトヨタジュニアにナショナルチームのコーチとして視察に行きます。ジュニアデ杯のメンバーや山梨から出場している頼も気になります。しかし、視察というのはコーチとは全く違った立場、ナショナルの代表としての立場なので、偏った見方をせず、気持ちをフラットに選手の良いところを見れるようにしたいと思います。新しい選手の活躍にも期待したいです。

今日は山梨から、約2週間振りに自宅に戻ってきましたが、水曜からトヨタジュニア、そのままジュニアデ杯予選でオーストラリアと続きます。5月になるまではゆっくりできそうにないですが、今はいただける仕事は全力でチャレンジしていきます。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。全て必須項目となります。