ラフターとモリック

今日ネットでテニス関係のニュースを見ていたら驚きのニュースを見つけました。

ジュニアでも行われている国別対抗戦(男子はデビスカップで女子はフェドカップ)で、アジア・オセアニア・ゾーンの最終予選が4月15日からオーストラリアはヴィクトリア州で行われる。地元オーストラリア・チームの監督として、男子はP・ラフター(オーストラリア)、女子はA・モリック(オーストラリア)が務めることが決まった。ジュニア大会は16歳以下の選手で構成されており、アジア・オセアニア・ゾーンでは3月にミャンマーで行われた1次予選を勝ち抜いた16チームの中から4チームが、9月にメキシコで行われる世界大会へ出場する。各エリアから勝ち上がった合計16チームが集い、世界1位を争う。

元世界ランク8位で、アテネ五輪銅メダリストのモリックは「オーストラリアを代表して出場したフェドカップは、テニスでの最高の思い出の1つ。こうしてジュニアのチーム対抗戦に携わることで、自分の経験などを次代の若い選手へ伝えることができることは、この上ないチャンス。自分の経験を生かしてお役に立てるよう、頑張りたい。」と、意欲を語っていた。オーストラリア・テニス協会会長は「モリックは、わが国を代表するチャンピオンであるのは元より、若手にお手本になるような素晴らしい人間でもある。彼女はとても熱心で、プロとしての意識も高い選手で有名だった。ジュニアの選手達はそんな彼女から、多くのことを学ぶことができるだろう。」と、彼女を任命した理由を語っていた。1998年のUSオープン覇者であり元世界1位のラフターも、男子ジュニアを率いて世界1を狙う。
                                        (2009年4月7日テニス365より)

我々が来週から参加する大会に監督としてビックネーム2人の参加が決まりました。ジュニアデ杯などでは試合前のミーティングやウェルカムパーティーなど監督が集まる機会が多いので、会話を出来るチャンスがあるかもしれないので楽しみです。その反面、ラフターのような国民的ヒーローが監督になれば地元オーストラリアに対する応援は大きくなりますし、ベンチコーチに入った時の存在感は選手にとって大きな力になるでしょう。しかも、今回のサーフェスは芝!どんどん前へ出てボレーで勝負に出るよう指示してくると思います。オーストラリアはアジアオセアニアでは優勝の常連国なので、厳しい相手ですがめったにないチャンスなので、是非勝負してみたいです。

明日から名古屋で始まるトヨタジュニアにはジュニアデ杯、ジュニアフェドに参加する選手も出場します。視察のため、私も今日から名古屋入りしました。お時間がある方は是非会場に足を運んで若いプレイヤーの応援をお願い致します。


コメント

  1. KH さん : 2009.04.08

    谷澤コーチ様
    毎日ブログ拝見させて頂いております。
    いつも谷澤コーチの言葉からたくさんのことを学ばせて頂き、励まされ、気づかされる毎日です。
    いつもはブログを拝見するだけでコメントはしない主義なのですが、今回は少しだけ書かせて下さい。
    オーストラリアチームの監督は、確かに凄いですよね。
    世界を知り、トップに君臨したことのある実績はとても素晴らしく、その監督指揮の下、戦うジュニアたちは心強いことでしょう。
    しかし、私は谷澤コーチにもそれに負けない「何か」があると思います。いつもブログを拝見する度に私は「何か」を感じ、いつも勇気をもらいます。
    谷澤コーチの言葉からは、体の底から奮い立たせる「何か」があると思います。
    谷澤コーチにしか伝えることの出来ない力で日本のジュニアたちを世界トップに導いてあげて下さい。
    ジュニアデビスカップ、頑張って下さい。
    遠く離れた場所からいつも応援しています。

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  2. 谷澤 さん : 2009.04.08

    KHさん
    コメントありがとうございます。
    こちらこそ凄く勇気をいただきました。
    期待に応えられるよう、今回いただいた言葉
    をいつも思い出して頑張りたいと思います。
    ありがとうございました。

    返信

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