コンソレ

今日はトヨタジュニアSFとコンソレーション。どちらも素晴らしい試合が行われました。

本戦であれコンソレであれ勝ち上がっていく選手には勢いがあります。男女ともに本戦1Rで敗れた選手がコンソレで勝ち上がっていきました。ドロー運がなく、1Rでシードと当たったり、初戦の緊張感から持っている力を出し切れず1R負けしてしまった選手、色々なケースがありますが、一度負けてから自分の力を取り戻し勢いに乗りました。

特にトヨタジュニアのコンソレは勝ち上がれば最高で3位までに入ることが出来、海外派遣メンバーになることも可能なので、他の大会のコンソレよりもみんなモチベーションが高い気がします。負けたら終わりのトーナメントの中で、敗れてもチャンスがあるコンソレは非常に価値があると思います。特に試合経験の少ない地方の選手などは本戦で敗れて1度しか戦わず会場を去るよりも、せっかく来たのですから多くの人と打ち合い、色々なタイプの選手と対戦出来るチャンスがあることは可能性を引き出すきっかけになります。

私も初めて全国大会に出場できた全国小学生大会でコンソレで準優勝をして最終日に表彰式でメダルをもらったことが凄く嬉しかったですし、自信を持ってプレーが出来るきっかけになりました。最近では少しコンソレ慣れしてしまい、コンソレに対してモチベーションがない選手を見かけることもありますが、大会側も選手も育成・強化のために時間を割いてコンソレを作ってくれていることを改めて感謝しないといけないと思いますし、何よりも自分の成長の場として最大限に活用して欲しいと思います。

明日はいよいよ最終日、男子は去年のチャンピオン綿貫敬介選手と中牟田杯チャンピオンの蜂谷翔希選手。皮肉にも怪我でジュニアデ杯を外れた綿貫とその代わりに代表に入った蜂谷との対戦になりました。お互いのベストを尽くし最高の勝負を期待しています。


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