ウィンブルドン7

ナダルが負けました。そしてその内容が衝撃的でした。。。あれほど打ち込まれ、叩きのめされたナダルを見たことがありません。

最近のトレンドは1ポイントを大事に、無駄なミスをいかに少なくしてラリーの中からチャンスを狙うスタイルが多いですが、エースかミスか荒っぽくボールを引っぱたくロソルのプレーはその常識を覆すテニスがゾーン状態となり大金星を挙げました。

本来であれば勝ったロソルのプレーを褒めるべきですが、負けたナダルの姿勢に凄さを感じました。屈辱的な負けをしたにも関わらず、相手としっかり握手をし、ロソルの投げたラケットを拾って渡し、最後にはファンにサインしてロッカールームに戻りました。

どんなトップでも負けた後にこのような行動が出来る人はまずいないでしょう。負けを受け入れることは辛いこと。その心境の中、あれだけ立派な態度をとれることは真のスポーツマンだと思います。今年のウィンブルドンでプレーを見られないことは残念ですが、私にとっては忘れられない試合になりました。

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