2014ウィンブルドンDAY7

ウィンブルドンDAY7

昨日のミドルサンデーを挟み、今日からはセカンドウィークに突入しました。注目はやはり土曜日に日没サスペンデッドになった錦織選手の3回戦でしょう。結果はもうご存知の通り、ファイナルセット6−4でベスト16に進出しました。

立ち上がりこそ緊張感がありブレークポイントを与えましたが、今日は中断前では見られなかった積極的なプレーを見せ、気持ちの強さでゲームを支配しました。対するボレリはパフォーマンスが落ち、土曜日のような勢いのあるプレーは出来ませんでした。

普段はクールな錦織選手ですが、勝利した後はこれまで我々が見たことがないくらいの喜びようでした。デ杯で勝った時も、ツアー優勝した時も今日のように飛び跳ねて喜ぶようなシーンは見た記憶がありません。それだけこの中断試合がミドルサンデーの間中プレッシャーを与え、気が休まらなかったのでしょう。試合後にはNHKのスタジオ来て出演をしてくれましたが、やはり土曜日は夢に出てくるほど追い込まれていたと話してくれました。

その後は雨のため屋根が閉まったセンターコートの2試合、ブシャール対コルネ、マレー対アンダーソンを放送しました。ブシャールは一進一退の競り合いの中、気持ちで引くことなく前で前でプレーし、自分のプレーを曲げずに勝ち切りました。マレーは相変わらずのゲーム運びの巧さで相手をかわし、後少しで届きそうなところまでいきますが、きっちりと勝負を制する安定感を見せました。

2週目に入り、試合数は少なくなりましたが、雨の影響で日程はタイトになっています。錦織選手も連戦となり、明日ラオニッチ戦があります。


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