2014ウィンブルドンDAY9

ウィンブルドンDAY9

セカンドウィークになるといよいよ大会も後半戦。昨日錦織選手は敗退してしまい、残念ではありますが、ここからは優勝を見据えた戦いが繰り広げられます。

第一試合はレジキー対ハレプでした。昨年はセリーナに勝った勢いに乗り、強烈なサービスとフォアハンドで決勝に勝ち上がったレジキーが今年も序盤は快調にリードしますが、ここからハレプのスイッチが入り際どいゲームをものにしだすと、反対にレジキーは徐々に崩れ始め、出だしとは全く違った流れになってしまいました。そうなってしまうと今季の安定した成績を表すように一気にハレプが勝負を決めました。全仏に続くSF入りです。

第二試合はマレー対ディミトロフ。私が担当させていただきましたが、前年優勝のマレーがストレートで敗れました。もつれた展開になればマレーの勝負強さが発揮出来たと思いますが、セカンドのタイブレークを取れなかったことで先行を許してしまい、ディミトロフを勢いに乗せてしまいました。また、マレーの調子も一向に上がらず、ミスの多い展開になってしまいました。この試合も今季好調のディミトロフの力がそのまま結果として出たと思います。

今日試合が順調に行われたおかげで、雨による日程の遅れは解消され、明日からは予定通りのスケジュールである女子の準決勝が行われます。

ブシャール対レジキーの注目の若手対決と
サファロバ対クビトバの意外な(!?)チェコ同士の2試合となります。


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