昨日はテニスチェアのサポートをいただいている「オーエックスエンジニアリング」
様へ行ってきて、新たなテニスチェアを納車していただきました。
テニスチェアは言わば、テニスシューズ。
履きなれたシューズあればこそ本来のフットワークを発揮できるという
ことで、テニス用の車いすも自分の体と一体化しているからこそ
機敏な動きが出来るというものです。
今まで使っているものはすばらしくバランスもよく、機敏な動きが
出来ているので、新たなチェアも今までのものに近いセッティングで
設計＆作成していただきました。
加えて、足の位置だけを少し車軸側に寄せて回転性能を
あげるようにずらしてみました。
構造的には補強箇所を入れて、頑強にしてあります。
オーエックス本社は工場も同じ敷地内にあり、車いすを知り尽くした
営業の「安さん」と共にクリエイターの職人の方々も勢ぞろいで、
すぐ脇では陸上用やテニス用の車いすを溶接しながら作成中でした。
一台一台、ひとパーツひとパーツ、職人さんが納得のいくまで
やすりで削って接合部をあわせたり、左右のずれが起きないように
じっくりと寸法を合わせたり、まさに「ハンドメイド」「手作り」
です。私も材木を仕口加工し、組み合わせて作り上げると言う仕事
していたゆえ、職人さんたちの作業を興味深く見ていました。
試合が近いこともありまして、乗って慣れなくてはいけませので
少しの間は今までのものを乗ることになりますが、新たなチェアで
動けることにワクワクしています。
昨日も遅くまでセッティングにお付き合いいただいた、安さんを
はじめクリエーターの皆様ありがとうございました。
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