本日は娘の来年の成人式に向けての前撮りで、私もスーツを着て一緒に記念に写してもらって来ました。
なかなかこのような写真を撮る機会の無いままに時間が過ぎてしまいましたが、記念になったと、小さい頃からの思いが脳裏に浮かんでいる横で、撮影の合間にChoo Choo TRAINを踊りだす姿に(笑)と共に良い節目となりました。
そして節目はもうひとつありまして・・・
大工をやっていた頃に毎回鋸の目立てに出す目立て職人のお店がありました。
腕の良い親父さんで、そこで目立てをした鋸を使うと「サクッ サクッ」と切れ込んで行く切れ味と長切れする腕前にいつも感心していました。
頑固な目立て職人さんで、私が行くと渋茶だけど飲んでいくかい?とお茶を出してくれて「鋸を見れば腕がわかる!」といつも口にしていて、私の高校時代の友人がそんなことも知らずに鋸を持っていったら「お前が来るとこじゃぁ無ねから帰れ」と追い返された、と後で聞いた次第でした。
いつもあぐらをかいて目を磨いでいたこともあるのだろうか?膝が悪いようで、私もそれを目にして「こんな腕の良い人は少しでも長く続けて欲しい」と店の前を通るたびに、明かりがついているのを見て安心しておりましたが、本日ついに明かりが消えておりました・・・
年月は流れるし、仕方が無いことですが非常に残念に寂しく思えた瞬間でした。
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