錦織圭「やられた!」ツアー復帰戦8強 次はワシントンDC 日本選手7名参戦

7月28日、ATP250「アトランタ・オープン」
準々決勝が行われ、錦織圭（ユニクロ）はアメリカNo.1、第一シードのテイラー・フリッツ（25歳）に4-6,2-6で敗れた。

対戦成績は錦織の3勝0敗。初対戦は2016年2月の全米室内選手権。
第1シードの錦織は主催者推薦で出場してきた18歳のフリッツを6-4､6-4のストレートで破り、大会史上初の4連覇を達成した。（2016年錦織圭全米室内優勝の記事）
それから7年の時間の経過を感じさせるバトルだった。
淡々とラブキープが続く
お互いにここ数年の空白を確かめあっているようだ。
「テニスを始めたときからずっとケイのことをみてきた。
彼は素晴らしい選手だし、素晴らしい人間。
長期間の怪我での苦しい時間を過ごしたあとにケイが復帰し、
良い結果を残し、
いいボールを打っているのをみることができるのは嬉しい」
と試合後フリッツは語ったが。
一球一球の手ごたえを感じながらプレーしている。
対する錦織は
「ラリーしていて悪くはなかったが、
フリッツの鋭いショットに耐えきれなかった、
全体的に押されていた感じはあった。
若干まだ差は感じた」。
勝負の厳しさと現実を味わうと共に
「良い選手に勝てたのと、自分のプレーもよくなってきてるので。
差は感じたけど、
これから少しずつ差を埋めていきたいなと思う」と前向きに語った。

錦織、次の大会はATP500「ワシントンDC」。ドローができ1回戦で最高ランキング31位、26歳のロイド・ハリス(南ア)　と対戦する。対戦成績は1勝1敗。
西岡良仁（ミキハウス）は第10シード、1回戦はbyeで2回戦から。
その他、ダニエル太郎（エイブル）、綿貫陽介（フリー）が出場する。
予選からは島袋将（有沢製作所）、望月慎太郎（IMGアカデミー）、トゥロター・ジェームズ（オハイオ大）が挑戦する。

錦織圭 フリッツに敗れた‼

●錦織圭 4-6 2-6 ◎フリッツ

【2回戦】
◎錦織圭 6-4 7-6(3) ●シャン・ジュンチェン
ハイライト動画はここ（錦織の試合は10:10 から)
【1回戦】
◎錦織圭 7-6(5) 7-6(5) ●トンプソン
ハイライト動画はここ

7/30ワシントンDC 錦織圭WC 西岡良仁は第10シード
日本人プレーヤー 本戦4名 予選3名出場

【本戦】
10]西岡良仁 vs ルースブオリ(フィンランド) or レスティエンヌ(仏)
錦織圭 vs L・ハリス(南ア)
ダニエル太郎 vs T・コキナキス(豪)
綿貫陽介 vs ウー・イービン(中国)

【予選】
2]島袋将 vs D・ヤング(米)
5]望月慎太郎 vs M・アルヴェス(ブラジル)
10]トゥロター・ジェームズ vs B・クラン(米)

記事:塚越亘/塚越景子 photo アトランタ オープン