錦織がリベンジで８強入り、第１シードのフィッシュと準々決勝／US男子クレーコート

★男子世界ツアー・ATP250大会
■$442,500 US MEN’S CLAY COURT CHAMPIONSHIP - Houston, USA(Clay)
現地７日、米国のヒューストンで行われているＵＳ男子クレーコート選手権（ATP250、屋外クレー）のシングルス２回戦が行われ、第６シードで世界ランク61位の錦織圭（21歳）が、同ランク97位のイーゴリ・アンドレエフ（27歳、ロシア）を、6-3 6-3のストレートで下し準々決勝に進出した。

錦織が得意のクレーコートでリベンジを果たした。両者は３月にインディアンウェルズの大会で対戦、その時はアンドレエフがフルセットの末に勝利し、２回戦での錦織とロジャー・フェデラー（29歳、スイス）の夢の対戦を阻止していた。
しかし、この日は錦織の圧勝。３つのサービスブレークを奪うと、自身のサービスゲームは全てキープに成功、試合時間１時間15分で圧勝した。トータルポイントでも61対48と大差を付けた。
勝った錦織は、準々決勝では、第１シードで世界ランク11位のマーディ・フィッシュ（29歳、米国）と対戦する。
フィッシュは前週、マイアミのATP1000大会で準決勝まで進出し、優勝したノバク・ジョコビッチ（23歳、セルビア）に敗れたものの、自己最高ランク11位を記録している。米国ではアンディ・ロディック（28歳、米国）を抜いてトップ選手となった。
端正なマスクのフィッシュは身長188cm、ネットプレーを得意としている。速いサーフェスを得意としており、クレーコートでは錦織にもチャンスが生まれるか。両者は初対戦となる。この試合に勝利すると、錦織にも優勝が見えてくる。
注目の準々決勝は、現地８日センターコートの第４試合（日本時間９日午前８時以降）に行われる予定。
◆関連サイト
シングルスドロー（大会公式サイト）
試合予定（大会公式サイト）
ライブスコア（大会公式サイト）