テニスを愛する皆さんこんにちは
欧州ヤングツアーに参加している14歳日本代表チームから
第2戦オランダ大会で、西岡君・斉藤君の両名が決勝に
進んだとの嬉しい知らせが入りました。
この大会は昨年よりサーフェスがアンツーカからオムニコートに
変わり、来週の欧州選手権(アンツーカ)を控えて欠場する
選手も多かったのですが、世界選手権に参加する南米の
代表選手達を退けての決勝進出は価値があると思います。
私も去年までこの遠征の引率をしていましたので、日本選手の
レベルアップは実感してきました。それは技術のUPではなく、
戦う姿勢やコート上での表現力が欧米の選手のそれに近い
物になっていると感じています。
修造チャレンジの良い所でしょうか・・・。
姿勢や表現力というと抽象的ですが、全てのプレーは選手
本人の持つ技術(ショット)を、試合というオープンな状況で
具現化する事ですので、その時々の選手の心理状態がプレー
に大きく影響します。(ショットの選択等)
簡単に言えば、一つ一つのプレーには選手の明確なメッセージが
込められていると言っても良いでしょう。勝負所で勢いに乗って
、勇気を出してポジションを前にして・・・というメッセージもあれば、
同じ局面でポジションを下げてしまう・・・というメッセージもあります。
(急にダウン・ザ・ラインに打てなくなる・・・とか・・ね)
そして、相手のメッセージを読む事で、苦しい状況でも自分を
心理的に優位に立たせることが出来るのがテニスです。
(上記は一例です)
石井コーチや谷沢コーチのブログにも、表現力と書かれていま
すが、こういう事を当たり前に語れるようになっているのが、
日本ジュニアテニス育成の進歩の証だと思います。
誤解を恐れずに言うならば、その先のプロテニス選手の育成は
遅々として進んでいない・・・と考えています。
コメント
メンタル的な部分での強さとでもいいましょうか、これはやはりどのジュニアも抱えている問題ですよね。
偶然昨日の練習でも大島コーチが表現、戦う姿勢、そのための準備についてミーティングで話し合いました。東海地方でももうそこまで試合が来ていますので、濱浦さんほか、他のコーチのブログを読ませていただいてもこの時期のコーチの指導は同じだなーと感じました。
小林様
返信遅くなり申し訳ありません。
既に東海ジュニアも終わり、全日本・インターハイ
ですね、より大きな舞台で戦う為の表現力を
選手もコーチも!身に着けていかなくては
いけませんね。
大きな舞台で戦う事を目指していきましょう。