親のプロ意識・・・

テニス愛する皆さんこんにちは

12月もそろそろ中頃を迎えますが、皆さん如何お過ごし
でしょうか?年末のジュニア大会に向けての調整?
米国にて奮闘中?新シーズンに向けての自主トレ?
選手・コーチ・親・・・それぞれが休み無く競い合っている
時期でしょう。

自分の子供を将来(無論、本人の夢をかなえる為)プロの
選手に育てたい、サポートしたいという父兄の方々にとって
最も重要な事はなんだろうといつも考えます。

毎日の練習への送迎?技術習得の助け?良いコーチ(クラブ)を
探す事?世界のテニスの情報をネットでくまなく検索する?
練習への送迎を除いて、殆どは親の趣味の世界です。
(真剣であり必要な趣味と言う意味です。誤解なきよう)

最も重要な事の一つは子供の試合をどれだけ静観(内面は熱く)
して見守る事が出来るのか?これは練習への送迎と同じく、
親の殆ど唯一のプロ意識が問われる場面だと考えます。
(落ち着いて観れない親は、試合を観るべきではない)

仕事柄、世界中の子供と親と接します。子供を観る時には
同じくらい真剣に親を観ます、話を聞きます。選手とコーチの
関係は1年後には変わってしまう事もありますが、親子の
関係は変わりません。(そして最も子供に影響を与えます)

親が試合を観る時の態度は子供の精神面に大きな影響を
与えます。そして心と体の自由(プレーの自由)を奪います。

試合を観る時も、練習を見るときも”木の上に立って見る”が
親のプロ意識の第一歩です。プレーする時も、プレーを観る時
にも、その人の本質が出てしまう・・・テニスがメンタルスポーツ
と言われる所以です。

冬の試合に向けて今から意識してみてください。

PS 練習への送迎は遠距離の練習の場合に限ります。

もちろん時々はコートに顔を出して、コーチと話をする
事は非常に重要です。

ではまた・・・


コメント

  1. Zero Cool さん : 2009.12.11

    さっすがですね~
    私は、親として「負けても褒める」を最大の責任だと思っています。コーチが注意しても、学校の監督が注意しても「褒める」ことを実践します。そりゃ、心の底では、「馬鹿かこいつ!」と怒り心頭の時は多いのですが・・・笑)

    返信

  2. #74父 さん : 2009.12.13

     すばらしいですね。 Zero Coolさんも素敵です
    僕の場合は試合中に「笑顔」ですね。もちろん「負けている時にも笑顔」ただし昨年の試合中に相手の子(年下の女の子)がトスが決まらずなかなか始まらないその上泣き出した時に息子がふざけだしたので「笑顔」は消えました。
     試合終了後 怒り爆発「自分も始めた頃はそうだったはず相手の子だって一生懸命のはず そんな人間はコートに入る資格がない」と・・・そして親子で対戦した親子のところ行き謝りました。あれから1年少しですが 本人自ら コートへの出入りする際に帽子を取り一礼をし対戦相手の親にもお礼を言いに行きます。  テニスはまだまだですが人間の成長は感じれるので「笑顔」でいられます。これからは「褒める」も追加しようかな・・・

    返信

  3. 濱浦 さん : 2009.12.13

    Zerocool様

    良い所は褒め、悪い所は指摘する。
    やはりバランスが重要だと思います。

    そのタイミングと見極めは、選手の
    その時々の状態によっても変わって
    きます。

    いつも同じではない、繊細な仕事ですね。

    返信

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