ニューボール・・・

テニスを愛する皆さんこんにちは

ミーシャと練習する時は毎回ニューボールを一缶(3~4球)空けます。
彼がグランドスラムジュニアに出るようになった16歳くらいから、現在
までずっと続けていて、3~4球だけで全ての練習を進めています。
ラリー形式のドリルをして、90分くらいで新しいボールと交換します。

理由の一つは、国際大会になれば毎セット、ボールチェンジがある
ので、ニューボールになった時でも直ぐに対応する癖をつける為です。
プロはともかく、ジュニアでは折角相手のサーブをブレークした後の
自分のサービスゲームでニューボールになった際に、上手く対応が
出来なくてリズムを崩すケースを良く見かけます。

ポイント形式の時は、なるべくヒッティングパートナーを探すのですが、
彼の為の練習をする時は、練習の目的と効率を考えて、大抵自分で
ヒッティングします。選手のプレーする横に位置してのコーチングは、
もちろん大切ですが、実際に打ち合うことで、選手のボールの質を
確認するのは同じくらい大切だと思います。

このような練習方法が、誰にとってもベストな方法とは思いません。
選手によっては球出しの練習も必要ですし、グループで行うドリルも
大切だと思います。しかし、彼に関してはキャリアの最後までこの形で
進めていくと思います。真面目な性格だから出来るとも言えます。

尚、一缶づつしか空けないのは、ボール代のコストを安くする為です。
(サーブの練習だけは、古くなったボールで沢山打ちます)


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