関西・兵庫トレセン指導者講習会そして西日本トレセン合宿が無事に終了しました。講習会には、みなさんお忙しい中休日にもかかわらず、多くの方に参加して頂き、また遠方より来ていただいたコーチも何名かいらして、本当にその情熱に感謝いたします。現場でコーチをする上で、一つの指標または基準となるものをお伝えできればという思いで、様々な方の協力を得て年5回の講習会をスタートしました。
第一回は、「Play+stay」も含めて、初めてラケットを握るところからの低年齢の育成システムづくりとその指導法。バイオメカニクスの観点から、各ストロークのチェックポイント。オンコートでは、「Game based on approach」を使っての段階的指導法のデモとBad motion(悪い癖・よくない動き)の例とそうなってしまう理由。そしてその矯正法をデモしました。なかなか短い間で、もっと掘り下げてもいいトピックもありましたが、駆け足でいった部分も多かったと思います。
ぜひ参加された方々には、実際現場で使って見てのフィードッバクや疑問点もまた教えていただきたいですし、それをもって次回の講習会にも参加して頂いて、いろんな情報を共有したいと考えています。
次回は、10月15,16日です。U12~15の年代の育成について話していきます。
講習会に引き続きビーンズでは、西日本トレセンの合宿が行われました。愛媛・島根・兵庫の男女各2名ずつが集まり、みなで汗をかきました。トレーニング・みな同じテーマに沿っての練習・各個人のテーマでのプライベートレッスン、夜のセミナーそして試合と充実した3日間でした。特にプライベートレッスンを取り入れたことは、その後の練習の目的もはっきりして、とても効果的でした。
また親向けのセミナーも日曜日の午後に開かせていただきまして、このセミナーだけに来てくださったご父母も多く、すばらしい空気と雰囲気の中で2時間のセミナーがあっという間に過ぎました。親のサポートの仕方という題で、今もう一度見直されているスポーツの持つ力やスポーツから得られる感動や勇気を始まりとして、子供にスポーツをさせる意味、テニスを通してえられることやそのPathway。実際に親がサポートするうえでの考え方やどういうことをサポートしたらよいのか?そして各年代でのトーナメントの出方・計画の立て方を具体的に説明しました。またこういう機会がありましたら、皆様にお役に立てる情報を提供していきたいと思います。