中牟田杯3日目

今日からいよいよトーナメントと、教育プログラムが始まりました。
トーナメントは2試合、教育プログラムは午前、午後のカリキュラムに分かれて行われました。

まず、試合ですが男子の斉藤秀が一回戦3-6,6-0,6-1で見事逆転勝利!!
続く準々決勝も6-2,6-2のスコアで完勝し準決勝進出です。

もう一人の選手は一回目の試合はしましたが、痛めていた腰を悪化させて残り試合は棄権しました。
明日は教育プログラムに合流です。

そして、今日のトーナメントの試合を見て、主に男子の試合ですが・・・

ほとんどの選手のプレーがやはりほぼ同じなんですよ・・・
もちろん、多少の差はあるもののとにかく打つ、打つ、打つ・・・

自分のペースというものが周りとほぼ同じなのか、変えないのか、とにかく試合の最初から最後まで展開に変化が見られずに終わる試合がほとんどでした。
工夫をしようとして、というより工夫する必要はない、と言わんばかりの試合でした。
前にも書きましたが、日本人が世界で戦う為には色々な要素が必要です。
それらの多くをジュニアのうちに身につけるべきではないかと思います。
やるかやらないかは本人次第ですが、技術としては持っているべきだと僕は思っています。

そして、教育プログラムですが・・・
一流の講師の方をお招きして協会が少しでもジュニアの強化につながるように、という気持ちを分かっているジュニアがどれだけいるか・・・
残念ながら姿を見せないジュニアもいたことも事実です。
選手の為になるかならないかは、話を聞いたり、実践してみないことには分からないはずなのに・・・
そういう方々の話は聞きたいときに聞けるわけではありません。
聞けるときにしっかりと学ばないといけないことです。栄養学なんて、どこで聞けますか???
今は深く分からなくても自分が選手として独り立ちする際には必ず必要な知識です。

そういった機会を自分の糧にして頑張って欲しいんですが・・・
生き残れるのは限られた人間だけです。そこに入れるか入れないのかはまだ白紙だということを忘れないで欲しいと思います。現時点では誰にでもチャンスはあるんです。

友達を作り、楽しく大会を過ごすのもいいかもしれませんが、それはテニスというスポーツがもたらしてくれた財産であり、しかしながらそれらはテニスが与えてくれるであろう全財産のほんの一部でしかないことも理解して臨んでほしいと思います。

とにかく、あと2日優勝へ向けてノンストップで突き進むようにしっかりとプレーしてほしい気持ちとともに僕もしっかりとコーチとしての役目を果たしてきたいと思います。

明日も・・・

気合い!!!!!!!!!!!!!!!!

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