プレッシャー VOL.2

先日の続きで・・・

プレッシャーには意識してかける場合と無意識のうちに相手に与えている場合があります。

どちらも勝利に近づくことです。
相手にプレッシャーをかけましょう。

まず、無意識のうちに相手にプレッシャーをかけている場合。

一番はネームバリューですかね。
やはりランキングが高い、どこかで優勝している、等の実績から対戦相手に試合をする前から多少なりともプレッシャーをかけることができます。
そのほかにも、サーブが速い、フォアがすごい、等の誰が見ても一目瞭然の突出した武器になるものがある選手にもそういったプレッシャーを相手に与える可能性があります。

ただ、これは当の本人は自覚が無く、勝手に相手が思うことですし、必ずそうなるとは限りません。
そういった意味でもプラスアルファ、という程度に考えておけばいいし、できればそういうプレッシャーを感じないで試合に臨みたいものです。

次は試合中に相手に与えるプレッシャーです。
これも先程のように武器となるものがあると相手がプレッシャーをこちらの意図とは別に感じることがあります。
そのなかには足が速い、ボールが深いなどの実際対戦して初めてわかることも含みます。

ただ、それも相手によって違いますのでこのパターンもプラスアルファという捉え方で良いと思います。

一番は自分で意識して相手にプレッシャーをかけることです。
もちろんプレーでです。(たまに言葉で口撃をしているパターンも見られますが)

プレーで相手にプレッシャーをかけるためにまず一番に考えなければいけないことは、自分がそのプレーをすることで相手がいつも以上に何かを考えるかどうか、ということです。
つまり簡単に言えば相手を驚かせばよいのです。

相手がいつもの流れでプレーをしていることを妨げることがプレッシャーを与えることになるのです。
自分が何か変化をしても相手が動揺しなければ意味がありません。

この場面でボレーに来るのか、ここでポーチか、ここでドロップショット・・・
など、相手が驚けばよいので必ず成功しなくてもプレッシャーを与えることができます。

さっきここでボレーに出てきたから今回も出てくるかも・・・さっき前に出たらロブを打たれたから、前に行ったらロブを警戒しよう、などと考えて相手がプレーしてくれれば良いのです。

この場面では相手はこういうプレーをするだろう、と予測されてはいけない、ということです。

相手の予測の逆をつくのは容易ではありません、それを考えすぎるがあまり自分のプレーまでおかしくなってしまっては意味がありません。
あくまで、自分のできる範囲のプレーをすることが基本です。
時には無理をする必要があるときもあることは事実ですが頻度としては多くないですし、できればそれをしないでプレッシャーをかけたいのです。

プレッシャーのかけ方は様々ですので書けるものではありませんが、成功したかどうかを確認するのに一番簡単なのは自分が意識してプレーをしたことで相手がミスをしてくれることです。
そう簡単には上手くいかないと思いますが、1試合を考えてプレーをすることを忘れずに頑張ってください。

目先の1ポイントに集中するのではなく1試合に集中することができれば、効率の良いプレッシャーのかけ方ができると思います。
色々な技術、戦術、動きを駆使して試しながら学んでいくものですから、たった1度上手くいかないからとすぐ諦めずに、この人には通用しなかったけどあの人には通用する、ということまでわかってきたら素晴らしいです。

プレッシャーをかける、簡単なようで難しいものです。
相手にかけているつもりが自分がかかっていたり、なんてことも珍しくありません。

それでも何とか相手にプレッシャーをかけることができるように・・・

気合い!!!!!!!!!!!!!!!!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。全て必須項目となります。