プレッシャー

昨夜遅く、錦織選手がナダルと戦っていましたね。
ライブスコアで見ていて、終わったら3時過ぎ!!

しかし、3セット目のナダルの数字はすごかったです!

何とかフルセットまで持ち込んだ錦織選手でしたが、3セット目はさすがに意地を見せられた感じでした。
会見でも錦織選手のことを称えていましたが、フレンチオープンで4連覇を達成した選手ですし、芝のコートとはいえ12試合ぶりにセットを取ったのですから、立派です。
欲を言えばいい試合よりも勝つ試合にしてほしかったですが・・・
それを簡単には許してくれませんね・・・

さて、ナダルの数字の何がすごいのかと言うと・・・
今のテニスではサービスゲームをキープするというのが非常に勝負を左右します。
技術やスピードの向上でなかなかサービスゲームをブレークするのが困難だからです。
特に芝のコートでは球足が速く、低く、とサービスをキープしやすいコートですから余計に重要なのです。
試合ではいかにしてサービスを破るか、ということが勝敗に直結します。

それを踏まえて・・・
昨日の3セット目、ナダルが自分のサービスゲームで錦織選手に許したポイントはわずかに3ポイント。
5ゲームで3ポイントしか取れなかったのです。ブレークするチャンスが無かったのです。
4ゲーム目の錦織選手のサービスゲームをブレークすることに成功したことでサービスゲームをキープし続けることができれば勝利が決まります。
1試合で見れば、ブレークポイントを握った回数はナダルが4ポイント(うち2ポイントブレーク)、錦織選手が6ポイント(うち1ポイントブレーク)という点から見ても決して錦織選手がリターンが下手なわけではないと思います。
勝負が決するファイナルセットでこのような展開ができる、ということがさすが世界2位ですね。

今日のタイトルにあるプレッシャーというのは・・・

目に見えるものではありません。感じるものです。
先日のフレンチオープンのナダルを見ていても、相手がプレッシャーを感じている場面をよく見ました。
そりゃそうです。

あんなストロークを打たれるということだけで相手には十分なプレッシャーがかかります。
つまり、相手に対してプレッシャーをかけようと意識しなくてもかけることができる強み。
これが理想のプレッシャーのかけ方かな、と思います。
理想というか究極の形ですかね。

昨日の錦織選手もかなりのプレッシャーを受けていたと思いますが、そんな中での接戦ですから十分に評価されるに値する試合をしたのだと思います。

ウィンブルドンが楽しみですね。
豪も負けるな!!!!

日本人が活躍してほしいと切に願うとともに戦えるはず、と信じています!!!!

気合い!!!!!!!!!!!!!!

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