相手を分析!!!

試合中にやらなければならないことはたくさんありますが、これだけは最低限!!!
という、相手を分析するということで・・・

まず、相手の分析をする前に自分のことをわかっていなければいけません。
自分のこととは・・・
自分が打っているボールのスピード、得意なコース、苦手なコース、フットワーク、体のキレ具合・・・
等です。日によって変わるものもありますが、大抵はいつもの自分です。

それができたら次に、対戦相手を分析しましょう。試合をやる前には少ししかわかりません。実際に自分が対戦して初めて分かることのほうが多いですから、相手の球を受けてから考えることにしましょう。
少しくらいは相手の情報をもっていないとだめですけど・・・

というのも、ジュニアの試合を見ていると、とても相手を分析して試合をしているようには見えないことが多々あります・・・
バックハンドを続けてミスしている相手に大事な場面でなんとなくフォアにボールを打っていたり、ボレーが一本も入っていない相手に一生懸命ベースラインで勝負を挑んだり・・・
相手の状況を分析できると試合中に、次のポイントは相手の嫌がる所に打つ。なんていうことが普通にできるはずなんですが・・・
その結果必ずしも勝つわけではないですし、そのポイントももしかしたら落とすことになるかもしれません・・・

なので、すごく細かく相手を分析できなくても、今相手の置かれている状況・・・余裕があるのかないのか、足が速いのか遅いのか、ハードヒットしてくるのかそうでないのか、くらいは考えればすぐ分かることのはずです。

それをもとに作戦を練っていくわけです。試合前に立てたおおよその作戦がバッチリいくことがあればそれでいいのですが、そうでない場合がほとんどなのと、それがわかれば相手だって試合中に何か作戦を立てて試合するはずですから一筋縄ではいきません。

余裕があるのかないのか・・・
余裕がある場合にはその理由が必要です。単純に自分が負けている状況や、まだ余力を残した状態で相手がプレーしている場合、完全にレベルが違う場合・・・があると思います、その時に考えることは普通に試合をしていたら相手の余裕はなくならないので、いかにして相手に驚きを与えられるか、ということだと思います。
普段しないようなことをしてみたり、それまでに見せてないプレーをしたり、して何とか相手の余裕を無くす努力をしましょう。状況的にはものすごく難しい状況ですが、何がきっかけになるかわかりませんから、常にトライしなければいけません。

余裕が無い場合は・・・
相手は自分のことを強い、と感じているはずです。相手がいいプレーをしてもポイントがとれていないんでしょうね・・・
ただ、前述のように相手がこちらに驚き、焦りを生むようなプレーをしてくるかもしれません。冷静に隙を与えずにプレーしなければならないのである程度の緊張感は必要ですが、その試合に関して言えばおそらく主導権は握れているので、自分は余裕があるからと、普段しないようなプレーをしないことです。流れが一気に変わる可能性があります。

もう一つ・・・
ハードヒットしてくる相手へは・・・
相手にポイントを取られてもしょうがないのはエース級のボールを3,4本続けて打たれたときです。エースでポイントを失うのはこのタイプの相手にはしょうがないです。
ただ、そこで甘くなったら打たれる、というような打たれることに関してのプレッシャーを感じてはいけません。このタイプの相手にはミスが付き物です。100球打って100球エースになるわけではありません。
必ずミスもします。
なのでもちろん不用意なボールはだめですが、ゆっくりでも相手に打たせている、というような意識でいましょう。
速いボールを打たれても心構えがあるのとないのとでは大きな違いです。速く打たれてもゆっくり返す、を何本か続けてみましょう。なにか発見があるはずです。自分の普段のペースを超えてその相手と打ち合ったら難しいでしょう。土俵が違いますから、わざわざ相手の土俵でプレーする必要はありません。

逆にハードヒットをしてこない、いわゆるただシコいだけの相手・・・

このタイプの相手は完全に相手にミスをさせて勝つ、というパターンです。なので決して焦ってはいけません。少しでもリスクを少なくするべきです。相手からのプレッシャーというのはほとんど感じないはずですが、自分がミスを重ねることでコートに立っていることですら嫌になるような状況に陥る可能性があります。
冷静に考えれば、相手にエースを取られる可能性は非常に少ないですから、難しいボールが来た場合に、多少甘くてもコートにさえ入れておけば、次のボールも返せる可能性が高い、ということが分かると思います。
なので、何回ラリーをしてでも確実に組み立てをして、時間をかけて試合するようにしましょう。段々と、相手のほうが嫌になってきて、ペースを上げてくれるかもしれません。

あくまでも例ですが、こんな感じで相手を分析して、活路を見出す、もしくは勝利につなげるようにしてほしいと思います。
自分のしたいプレーは必ずしも勝利に結びつかないということも併せて覚えておいてください。勝つためには我慢が必要です。色々な場面で我慢が必要になってくるので日頃から我慢することになれておいてください。(テニスに関してだけでも・・・)

相手を分析するのは冷静にですが、やっぱり・・・

気合い!!!!!!!!!!!!!!!!

コメント

  1. エガリテぇ さん : 2007.10.14

    とっても勉強になりました。
    明日からの自分のプレーに活かしたいと思います!!

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  2. ゆーま さん : 2007.10.15

    頑張ってください!!
    気合い!!!!!!!!ですよ!!

    返信

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