トーナメントスケジュール

選手生活をしているのならば難しくないトーナメントスケジュール・・・

ジュニアの選手や毎週のように試合に出れないプレーヤー達にはなかなか難しいようです・・・

トーナメントスケジュールを計画する時にはまず、年間を通してのトーナメントカレンダーが必要です。
JTA関わる大会は協会のHPから出せます。ジュニアの年間スケジュールはJTAと、所属する地域協会の2つが必要です。
さらに、その他の草トー等の試合ではそれらを管轄する団体等に連絡してスケジュールを教えてもらい、一年間の試合を全て出します。
次に、自分のスケジュール(学校、仕事等)を入れて、空いている時期に試合を組み込むようにします。
この順序は逆でもかまいません、但しそれが可能な方は限られますが・・・(学校・仕事を自由に休める方のみ)

同時期に大会が重なっている場合は自分で選びます、選ぶ際の参考ポイントは・・・
費用・距離・大会の規模・自分のランキング・コートサーフェスetcです。

そうしてまずは一年間埋めてみましょう。すると大きな大会が多い時期や、逆も出てきます。
そこで、自分がどの大会に照準を合わせるべきか、どの時期にしっかりトレーニングするべきか、ということが自然とわかってきます。
また、試合が無くまだ空いている状態の時期も出てくると思いますが、そこは空けたままでいいでしょう。
いつ自分が怪我やらをしてしまうか分かりませんし、新しい大会が急にできることもあるかもしれません。自分の目標とするランキングに到達していないため、急遽試合に出る必要が出てくるかもしれません。
そういった緊急事態を考慮して、年間で少なくても一ヶ月くらいの余裕を持たせましょう。
そんなに試合に出れない方達は、出たい大会を厳選し、そこに合わせて上手く時間を活用しましょう。

さらに、もっと深く言えば、ランキングによって出れる、出れないがある場合は同時期に二つの大会を選びます。エントリーをする段階になってどちらかを選びます。両方申し込みをしてもかまいませんが、規定がある場合や、倫理に反するような申し込みは良くないです。(レベルの低いほうに出るとか)
但し、プロは除きます。彼らは生活が懸かっているので少しでも賞金が稼げる可能性が高いほうに行くというのは珍しくないからです。

という感じでスケジュールを組みます。
ほとんどの場合はこんな感じですが、プロになると多少変わる場合もあります、例えば・・・
スポンサーの関係で出場が義務付けられている大会があったり、もっとトップになると大会側から出場依頼があったりします。

まぁ、そんなに数が多いわけではないので・・・

また、ジュニアには少し難しい選択を迫られる時があります。それは、ジュニアも最後の年齢になると次のステップへ進むために出る大会をシフトしていかなければならないからです。早い選手は中学生くらいから一般の試合にも出場していますが、高校生くらいになると自分がテニスを続ける上で今の実力を知るという意味でも一般の試合に出て行く選手が多いです。勝てばランキングがつきますし、日本全体で何位というおおまかな自分の位置もわかります。
ただ、問題はその試合の割合で、ジュニアの試合と一般の試合をどのくらいの割合で出ればいいのか、ということです。
大学に入る、ということを前提とするならばジュニアの試合の割合が多くなるでしょうし、プロを見据えてやるならば、一般がメインです。
なので、自分の目標に向かってどちらを選択するのかは自由ですが、中途半端にどちらも出ようなんてことは思わないことが賢明だと思います。

トーナメントスケジュールは自分の目標を計画することと一緒ですし、夢に向かって行くこととも同じです。
さらには人生を楽しくエンジョイするための・・・(少し大袈裟)
でも、普段仕事をして、休みに出る草トーには楽しみがつまっていますよね??
それがあるから、仕事頑張れる、みたいな・・・(笑)
それも一つのテニスの楽しみですから!!

とにかく、自分のスケジュールを把握しながら・・・

気合い!!!!!!!!!!!!!!!

コメント

  1. けいこ さん : 2007.10.14

    はじめまして。
    実はテニスをした事は無いのですが、
    シナリオの勉強をしていまして
    課題で「軽井沢」が出たので、
    軽井沢会テニスコート→軽井沢F→プロ選手→コーチ
    の流れでここにたどり着きました。
    ブログを読ませていただいて、正直、ちょっと感動しました。

    シナリオというのは、ストーリーを書く事ではなくて
    「感情が動いた、動作(ストーリー)を描写する」
    と言う事なので、ネタを探すときも
    「そこにどんな感情の動きが発生しうるか」を考えます。
    その状態で他のテニス関係者の方のブログをいろいろと見ていたのですが
    辻さんのブログが一番、心に響きました。(大袈裟?)

    コーチングやジュニアに対する事、プレイする事、
    いろんなことに対する「気持ち」が直球で伝わってきたからです。
    (私がテニスをした事があったなら、もっとダイレクトに
    「キタ」とは思いますが(^^;)
    メッセージがとても純粋だったので、課題の事を忘れて
    全部ブログ読んでしまいました。

    いろんな意味で、参考、勉強になりました。
    ありがとうございました。ここにこれて良かったです。

    こちらのブログで疑似体験?した「気持ち」を膨らませていただいて、「軽トーで再会した、かつてのインハイ対戦相手の二人」の「気持ち」で今回の課題を書き上げようと思っています。

    記事とあんまり関係なくてすみません(しかも長いし)
    でもまた時々、(人生)勉強しに寄らせてください m(_ _)m
    これからも、素敵なテニスを楽しんでください!
    応援していますv

    返信

  2. ゆーま さん : 2007.10.15

    そんな風に言われると恥ずかしいですが、とてもうれしいです!
    ありがとうございます。
    これを機に是非書き上げちゃってください。
    その後にはテニス始めましょう(笑)

    返信

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