夏真っ盛り!

久々の更新となってしまいました・・・

アメリカでの色々な話はまたの機会に、ということで今日は夏本番のジュニアシーズンに!!


夏休みになるとすぐに始まる関東ジュニアが終了し、すでに全国大会の口火を切って全国小学生大会が行われています。

関東ジュニアは8月の全日本ジュニアに続く夏の最初の大会です。
僕は結果しかわからないのですが、今、日本のジュニアのトップ達はナショナルメンバーとして全日本ジュニアにダイレクトで出場します。
なので関東ジュニアを含め各地域のジュニア大会にはナショナルメンバーではない選手が出場しています。
その中でもちろんランキングが高い選手がシードされ、大会が行われるのですがはっきり言ってそのシード通りになることはほとんどありません。
つまり、誰にでもチャンスがあり、群雄割拠と言われるような大会です。
僕もジュニア時代に単複関東では優勝したことがありますが、もちろん1シードではなかったですし、まさか僕が優勝するとは誰も(僕以外)思っていなかったかもしれません。

今回優勝した選手が必ず全日本ジュニアで上位に行くわけではありませんし、関東で勝った相手に全日本では負ける、なんていう状況もあります。
非常に実力差がない、ということです。

今回に限ったことではないのですが、シード選手に当たるということが分かった時にそれまで強気だったのに急に弱気になったり、自分がシードされているとそれに捉われすぎて必要以上に弱気になってしまったり・・・
相手の情報を知る、ということは悪いことではありませんが、強い誰々に何ゲーム取ったから強い、とかどこどこで誰々に勝っているからうちの子は難しいとかというコメントが保護者の方から聞くことがありました。
負ける理由、言い訳を試合前に見つけているとしか聞こえませんでした。

試合をするのは本人で試合前に負けることなんて考えていては勝てるはずもありません。
どんな選手だって必ず勝てる相手なんて簡単にいるわけがありません。

関東ジュニアに出ている選手は皆同じだと思うくらいの気持ちでいてほしいと思います。
少なくとも各都道府県の予選を勝って出場しているのですから・・・
全日本ジュニアでも同じです。

ものすごくレベルの違う選手が出るわけではないのです。
極端に言えば錦織選手が全日本ジュニアに出るわけではありませんよね・・・

試合に出場する選手達はその試合に出場するだけが目的ではないと思います。
出るために頑張ってきたとしてもいざ出たら勝ちたい、と思うはずです。

勝ちたい、負けられない、様々な思いを胸にこの夏を頑張ってほしいと思います。
ジュニア初めての夏もあればジュニア最後の夏もあります。
コーチ達もそれまでの選手達の努力が形になってほしいと切実に思っています。
それでも現実の厳しさを思い知ることもあるし、努力が形になって報われるケースもあります。

高校野球でよく言われる様々なドラマがテニスでも同じように生まれるのです。

今全国小学生大会も行われています。
僕は小学校5年生でテニスを始めたので関東小学生にも出場できませんでした。
そこに出場している選手達は少なくとも僕が小学生のときよりも大きな可能性を持っている、ということになります。
しかしながら、ジュニアを終了し一般になって今現在でもテニスをしている僕と同じ年齢の選手は片手で足りるだけです。

そういった意味では皆可能性を秘めていますが、誰も残らない可能性もある、ということを同時に理解しなくてはいけません。
厳しい世界だといわれることはよくおわかりいただけるかと思います・・・

保護者の方々は目の前の結果に一喜一憂せず先を考えてあげてほしいと思います。
今勝たなくても最終的に勝つ努力が必要だということです。

散々書きながら、あまり難しく考えてもしょうがないので・・・

この夏を悔いの無い夏にしてほしいと思います。
ジュニアの選手諸君は日頃の成果をしっかりと、できなくてもまた頑張る!!
強い気持ちと楽しむ気持ち!!

自分を支えてくれているたくさんの人たちに感謝しながら・・・

気合い!!!!!!!!!!!!!!!!!

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