努力の量

練習中にコーチに色々アドバイスをされると思います。

毎日練習すれば毎日アドバイスをもらうはずです。
そこには非常に大きな意味があります。

まず、1つ1つのアドバイスは決して選手を下手にしようと思って言っているわけではないということです。
上手く、強くなってほしい!!という思いとこれができなければ今は良くても将来テニス選手になるために障害になる、と思うことの両方があります。

もちろん選手によって受けるアドバイスは違うと思います。

例えばその選手の悪い癖みたいなものを指摘されたら・・・
それを直す為にどのくらい一生懸命でしょうか・・・??

癖といわれるものは簡単に身についたものではありません。
少しの悪いものが年月を重ねることや、練習を重ねることで悪化してしまうから形になってきてしまうのです。
そして、それを直すためには並大抵の努力では足りません。
下手したら何ヶ月もかけて身につけた癖という可能性もあるのです。

例えば、ものすごく内股で歩く人がそれを真っ直ぐにするためにはいかなる時にも注意していなければ簡単には矯正できませんよね。
しかも、テニスの場合はできるかぎり速やかに直してほしいのです。

そのくらい難しいことをコーチは簡単に言いますが、それをしっかり受け止めて取り組む必要があります。

今現在16歳以下の全日本ジュニアチャンピオンがいるとします。
世界にはその年代のさらに強い選手がきっといます。

そこに追いつき追い越すためにアドバイスがされるのです。
まずは追いつくために。
相手も止まって待っていてくれませんから相手よりも速いスピードで上達しないと追いつくことすら不可能です。
そう考えたらそこまで行っていなければさらに速いスピードで上達しないといけません。

厳しい世界ですね・・・

でもそれに挑むことに喜びを感じないとやっていけません。
きつい・・・
なんて言っている暇はありません。

精一杯頑張る!!!
本当にこれだけです。
これがどれだけ難しいか・・・

今、オリンピックが連日放映されていますね。
この大会のためにそれぞれが精一杯頑張ってきたと思います。
その舞台に行くことすら叶わない選手が殆どの中で選ばれた選手はどれだけのプレッシャーと戦ってきたのか・・・
周囲の期待通りに金メダルを取った選手もいれば期待されながらメダルに届かなかった選手もいます。

しかしながらその結果は全てしっかり評価されるに値するものです。

もちろん金メダルが1番評価されますが、それまでの苦労や努力がこの舞台に立つことで集約されていることを考えるとスポーツの素晴らしさ、アスリートの素晴らしさが強く再認識させられます。

頑張れ日本!!!!!!!!!!!!
頑張れテニス選手!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

気合い!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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